韓国語でラジオ番組を制作する
韓国でよくラジオ番組を聴いて勉強したという教師ならではの発想。韓国のラジオ番組の創り方を研究し、自分たちのラジオドラマを創ることで、聴解力や表現力を伸ばしながら、分析力や企画力、情報活用力、協力してプロジェクトを遂行する協働力が鍛えられるという、楽しい創作活動となっている。
Category
- 言語
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- 韓国語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- 作品制作
- アウトプット
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- 台本
- 音声作品
- 話題分野
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- 人とのつきあい
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単元目標
学習レベル3
○韓国のラジオ放送の構造を把握するとともに、特有の表現を把握し、紹介することができる。
○韓国語のラジオ放送にふさわしいことばを選択し、また自然さを伴った発話ができる。
○メンバーと役割を分担し、また協力し、ひとつのプロジェクトを遂行することができる。
<この単元案のセールスポイント>
学生が韓国語のラジオが聴けるようになりますし,聴くようになります。そんなちょっとした、でも思いがけない楽しみを提供する機会にもなります。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
現在、実践途中です。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
かつて、韓国滞在中にラジオを聴く機会が多くありました。番組にもよりますが、外国人にも聞きやすい番組もあり、そういった番組なら学習者が作ることも可能ではないか考えました。企画、台本執筆、録音、選曲、編集等のいろいろなことが一度にできるのも魅力です。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
ラジオ特有の構造と表現を取り入れて録音してみると、予想外に容易にそれらしいものが出来上がることに驚くようです。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
言語・文化 ・グローバル社会のうち、言語とグローバル社会に関する部分が多いプランだと思ます。
ラジオ番組の構造や特有の表現、またネットを使った受信や発信、PCによる音声編集等を学ぶこともできます。
教室がPC環境であることや学生はグループ活動に充てる時間が確保できること、また台本や音声ファイルのチェックもありますで少人数授業であることなどが、授業の円滑な運営に影響を与える要素になると思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
学生の創意・工夫に驚かされることがよくあります。教師の期待を超える成果物を出す学生もいて、学生の隠れた能力を発見する機会にもなるように思います。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、福岡大学講師。2015「めやす」マスター研修のカリキュラム作成委員・コーディネーター。