興味のある日本文化についてフランス語で紹介しよう
「めやす」マスター研修2014、事前課題として報告されたプラン。語学実習に参加する学生が現地の日仏文化協会において、日本・日本語に関心があるフランス人に対して、自分たちが興味のある日本文化を紹介するというもの。部分的にしか実践できていないが、全部を実践することも十分可能な活動である。
Category
- 言語
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- フランス語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- プレゼンテーション
- 交流
- 資料制作
- 資料調査
- アウトプット
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- スライド
- レポートや作文
- 話題分野
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単元目標
<場面状況>
フランスオルレアンで1ヶ月間の語学実習に参加する学生は、現地の日仏文化協会において、日本・日本語に関心があるフランス人に対して、自分たちが興味のある日本文化を紹介する。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
一部は実施したものです。日本の文化的な事象を紹介するテキストを書いてもらいました。一方で、その内容についてプレゼンテーションをしてもらうところまでは時間が足らずに、実践できませんでした。実現は可能かと思いますが、「学習のめやす」で提案されている手法を取り入れながら、ブラッシュアップする必要があると考えています。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
所属大学で毎年2月に1ヶ月ほどフランスでの短期語学実習を実施しています。そこで、現地のフランス人と交流する機会を設けております。その際に、学生たちはフランス語で日本の文化を紹介し、伝えることになります。その準備となるような実践を学生たちに提供できればと思い、考えました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
実践した箇所に関しては、テキストが完成し学生たちは満足していました。一方で、計画が不十分であったため、その成果を口頭で発表する機会を与えることができませんでした。成果を共有できれば、より面白いプロジェクトになったと思います。今後、「学習のめやす」の手法を取り入れて、計画をもう一度練り直し、実践したいと思っています。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
「学習のめやす」研修を受講した後、見直してみると、まだまだ計画に不十分な部分が多いので、50点くらいです。「学習のめやす」にしたがって、はっきりと目標を学生に明示し、評価ルーブリックなどを利用して、実践したいと思います。そうすれば、学習しているフランス語で日本について表現できるという自信を持てると思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
「学習のめやす」を活用することで、プロジェクト型の学習が実現しやすくなると思います。みなさんとアイデアを共有できればと思います。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、南山大学准教授。