中京大学をドイツ人に紹介する:「中京大学へようこそ!」
交換留学の提携交渉用の大学宣伝動画を作り、優秀作品を採用するという設定の学習活動。グループ作業で期待されている役割を理解し、それを果たすことの重要性を学ぶ協働力育成も重視されている。相手にとって魅力的な情報の調査が学内の留学生とコミュニケーションをとる機会ともなっている。
Category
- 言語
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- ドイツ語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- 交流
- 作品制作
- アウトプット
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- 動画作品
- 台本
- 語彙リスト
- 話題分野
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- 学校生活
- 自分と身近な人びと
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単元目標
学習レベル 2
○ 自分が所属している大学についてドイツ語で説明する。
○ 動画を編集し、YouTube に投稿できる。
○ グループ作業を通して、自分に期待されている役割を理解し、それを果たすことの重要性を学ぶ。
<この単元案のセールスポイント>
・学内で積極的に留学生とコミュニケーションをとる機会を提供できた。
・将来留学したときに自分の学校を説明することができる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実際に行っているものです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
① 夏の研修で作った案の完成度が高かった。
② 毎年何かを紹介する動画を作成している。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
① グループによって熱意にばらつきがある。
② 熱心なグループは留学生に積極的に質問したり、教員に積極的に質問したりするなど、期待以上の活動を行っている。
③ 動画編集に時間をかけ、ドイツ語に意識が向いていないグループがある。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
【自己評価】時間管理に課題を残した。予め設定した活動時間を大幅に超過し、結局現在は授業時間をすべて使って活動している。
【課題や効果】3*3+3 などを学生に提示しながら授業を進めることで、現在地や目標地点などのイメージを共有できる。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
『めやす』は道具だと思います。上手に使うことで、授業をある程度思い通りに組み立てることができるのではないかと考えています。自分はまだまだその域には達していませんが、『めやす』を手に取り続けることでいつかは上手に使えるようになるのではないかと思います。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、中京大学准教授。