お盆
沖縄のお盆の風物詩
2013.08.23
お盆は、ご先祖様の霊魂を、ご馳走などを供えて供養する行事です。
日本各地で色々なやり方があります。
沖縄では、旧暦の7月13、14、15日がお盆で、今年は8月19、20、21日がお盆でした。
沖縄では旧暦で年中行事が行われます。
中国も旧暦で年中行事が行われるそうです。
沖縄はずっとずっと昔に中国と貿易して栄えていました。
その頃に伝わった中国文化の影響がまだ強く残っています。
沖縄のお盆の最終日には、
夕方からその地域の青年会が「エイサー」という伝統舞踊をします。
お盆の3日間は、ご先祖様の霊魂が降りてきているといわれています。
最後の日に、またあちらの世界へお送りするためにエイサーを踊ります。
青年会はお仏壇がある各家庭に行って、大体3曲くらいを各家の前や庭で踊ります。
家々を順番にまわるので、深夜遅くまで太鼓や歌声が聞こえてきます。
音楽が聞こえてくると、
やっぱり自分は沖縄にいるんだなぁ、沖縄の人なんだなぁ、
と実感が湧いて不思議な温かい気持ちになります。
自分の家の近くで踊っていると音楽でテレビも聞こえません。
今年は私の家には深夜12時くらいに青年会がまわって来て踊ってくれました。
私の妹は青年会を追いかけてエイサーを数軒分見てきたみたいです。
エイサーはとても迫力があって勇壮です。
近年は小学校・中学校の運動会で演技の1つとして踊られています。
私も小学校・中学校では練習を頑張っていました。
私はエイサーは中学校で辞めてしまったのですが、
沖縄の人として何か一芸を身につけたいと思って、
現在は同じ沖縄伝統舞踊の一つである琉球舞踊を習っています。
琉球舞踊も沖縄の各行事で踊られるものです。
こちらはもっと雅やかな踊りです。
自分の地域の文化を大切にしたいなーと感じています。
ライター:ごんちゃん | |
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2014年3月 高校卒業 |