くりっくにっぽん活用術


人生のハードルを跳び越えよう(協力:JTA)

執筆:ソウル徳成女子高等学校 張 日榮

話題/目標:地域社会と世界、気持ちや考えを伝えあう

2015.7

キーワード:・読み・話し合い・努力・初級~
1)陸上選手についての記事を題材に、思ったこと、考えたことを話し合う。
2)記事を通し考えたことを仲間と話し合い、表現する。

目 標

「チャンスをいかす」をよく読み、筆者のメッセージを感じ取る。

対 象 高校生
日本語レベル 初級
準備するもの

くりっくにっぽんウェブサイトのmy way your way 夢をあきらめない vol.2「チャンスをいかす」
(ウェブサイトを大画面に映す)
※生徒のレベルに合わせてサイトの言語を設定する(日本語 or 韓国語

手順

  1. くりっくにっぽんのウェブサイトを紹介し、テーマのねらいと学習目標について知る。
  2. 本文を読む。
  3. 言葉やメッセージ、キーワードについて考える。
    - 個人で考えをノートに書く。
    - 近くの生徒と話し合う。
  4. 「チャンスをいかす」から受けたメッセージに対し、自分たちの考えを共有した後、最終的な自分の思いや意見をまとめる。

<生徒たちの感想>

・私の今までしてきた辛い経験なんて比べものにならないほどのものでした。私なんかまだまだ頑張っていない、これから先、どんな壁が待ち受けていても頑張ろうと思いました。

・私はこの話を読んで、勇気が出ました。足がないからといって自分の夢を諦めずに、その夢に向かって頑張る姿は本当にすごいと思いました。自分はもっと頑張れる、まだまだ努力が足りないなと思いました。自分はすぐに色々なことをあきらめてしまう性格なので、多少のことではあきらめずに頑張ってみようと思いました。

・私はいつも障害のある人を見ると「可哀想だ」と思っていました。でも、「チャンスをいかす」を読んで、これからは「とても努力している人」として見ようと思います。可哀想とか上から目線で見るのではなく、人より努力している人として尊敬したいと思いました。

・私より何倍も苦労している人が自分で立ち上がっているのに、自分は何をやっているのだろうと思いました。私は今いろいろなことが行き詰まっていましたが、「チャンスをいかす」を読んでまた頑張る勇気が湧いてきました。


国際文化フォーラム
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