グローバル世界市民の基本資質:ボランティア活動(協力:JTA)
2018.05
日本のボランティア活動に対する認識と韓国のそれとを比較することを通し、文化の違いを認識し、互いの文化を理解しようとする態度およびグローバル市民の意識を培う。
目 標 | ⑴日本のボランティア活動に対する意識および実態を把握する。 |
---|---|
対 象 | 日本語を6ヵ月以上学習した高校2年生 |
日本語レベル | 形容詞の活用と動詞のます形まで勉強した初級レベル |
準備するもの
- 教科書、ワークシート、筆記用具
くりっくにっぽんのサイト- 身近になったボランティア活動
手順
【1時間目】
1. 問題を認識し、関連する内容について質問を投げかける。
−日本のボランティア活動といえばどんなことが思い浮かびますか。
−日本人のボランティア活動文化について知っていますか。
2. 生徒たちが自身の知っている日本のボランティア活動の実態などについて自由に発表し合う。
3. 学習目標を提示する、に修正。
−日本のボランティア活動に対する意識および実態を把握する。
−重要な語彙を学習する。
−自身の人生を振り返り、学習した内容を土台に自身の経験について作文を書いてみる。
4. 日本のボランティア活動についての文を紹介する。
- 身近になったボランティア活動
5. 内容を解釈し、生徒たちに説明する。
−ボランティアの定義について伝える。
−ボランティアに対する意識および実態について伝える。
−ボランティア活動を終えた感想について伝える。
−「赤い羽根」と「ベルマーク」について追加説明をする。
6. 自分の考えていたボランティア活動と日本のボランティア活動の相違点について、分かったことや気づいたことを話し合う。
7. 資料を読みながら自分の経験と結びつけて発表し合う。
【2時間目:発表およびシェア・評価活動】
1. くりっくにっぽんの記事を読む
−とっておきの音楽祭
2. 文章を読み、「ボランティア活動、音楽」などの重要語彙を日本語で探し、書くようにする。生徒が出した答えがあっているか確認しながら語彙を身につけていく。(ワークシートの2ページ目)
3.くりっくにっぽんの記事を読んだ後、内容を確かめながら下のテーマの中から1つを選び、作文する。(ワークシートの2ページ目)
①自分が実際に行ったことのあるボランティア活動の例を挙げ、くりっくにっぽんの記事と同じスタイルの文章を韓国語で書いてみましょう。
②日本のボランティア活動と関連し、「赤い羽根」と「ベルマーク」について説明する文章を韓国語で書いてみましょう。
4.書いた作文をお互いに発表しあい、グローバル市民の意識を培う。