短編映画「RICEBALLS」からステレオタイプを考えよう
2021.03
ときめき取材記の記事で取り上げられた俳優の宇佐美慎吾さんと、彼の自作自演の短編映画”RICEBALLS”に焦点をあてたインタビュー記事を読み、ステレオタイプについて考えたり、おにぎりについて知識を深めたりする。また、あいづちの効果などの言葉の使い方についても考える機会を持つ。
目 標 | ・宇佐美慎吾さんと、彼の自作支援の短編映画”RICEBALLS”について知る。 |
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対 象 | 中学生・高校生レベル |
日本語レベル | 中級レベル |
準備するもの
手順
1. 内容確認のための質問
a) しんごさんが、今も含めて住んだことのある所を三つあげてください。
b) しんごさんは、いつ、はいゆうになりましたか。
c) しんごさんは、はいゆうとして、どんな仕事をしてきましたか。
d) Rice ballsは、日本語で何ですか。
e) しんごさんが作ったえいが"RICEBALLS"について、わかったことは何ですか。箇条書きにしましょう。
f) しんごさんは、どうして自分でえいがをつくろうと思ったのですか。
2. ディスカッションポイント
g)「いつ、はいゆうさんになりましたか」
はいゆう、という職業に「さん」をつけています。どんな気持ちが表れていますか。「さん」をつけないのと比べるとどんな感じがしますか。
h) さいごに「ステレオタイプをくずしていきたいです」と言っていますが、しんごさんは、どんなステレオタイプをくずしていきたい、と言っていると思いますか。
i) みなさんはステレオタイプに出会ったことがありますか。その時、どう感じましたか。
j) おにぎりを見たことがありますか。どこで、どんなおにぎりを見たことがありますか。
おにぎりを食べたことがありますか。どこで、どんなおにぎりを食べましたか。だれがつくりましたか。
k) あなたの身近な食べ物で、おにぎりに似ている食べ物がありますか。それはどんな食べ物ですか。どう似ていますか。
l) 質問をしている人は、いろいろな「あいづち」を使っています。どんな「あいづち」を使っていますか。それは、どんな効果があると思いますか。
あなたの言葉でも、おなじようなあいづちの表現がありますか。
3. 表現活動のヒント
m) グループワーク:しんごさんのプロフィールをつくろう
この記事を読んで、しんごさんについてわかったことを一つずつ付箋に書いて、A4の紙にはって、しんごさんのプロフィールを作ってください。
n) しんごさんに、質問したいことがありますか。しんごさんに、できるだけ日本語でメールを書いてください。メールには、初めのあいさつ、簡単なじこしょうかい、質問、しんごさんへのメッセージ、おわりのあいさつ、を入れてください。
o) 自分だけのオリジナルのおにぎり
あなたがつくってみたいオリジナルのおにぎりは、どんなおにぎりですか。その絵を描いてください。大きさ、具の材料、味付けなどの説明も書いてください。
このおにぎりのあなたらしさが表れていますか。それはどんなところですか。
p) おにぎりの歴史や種類、作り方について、調べてみましょう。そして、自分で作ってみたい人は、家族や友達と一緒に作ってみましょう。