くりっくにっぽん活用術

顔文字を使って日本語のメールを書こう

執筆:祥子・小本レノビッチ(バーナビー・マウンテン・セカンダリー・スクール)

話題/目標:ICTを活用する、テクノロジー、人との付き合い、気持ちや考えを伝えあう、自分と身近な人々、自分・自文化と比べる

2009年11月

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日本語のメールで使う顔文字を知り、実際に使ってみたり携帯電話の使用に関するよい面、悪い面を考えたりする。

目 標

・携帯電話の機能を知って言うことができる。
・絵文字・顔文字を入れて日本語でメールを書くことができる。

対 象 高校生
日本語レベル 初級
準備するもの
  • くりっくにっぽんの記事「コミュニケーションツールを超えた携帯電話」: (PDF形式)
    (プロジェクターでスクリーンに投影できようにコンピュータにダウンロードするか、カラーのOHPフィルムにコピーする。)
  • ワークシート#1: (Word形式) / (PDF形式)(人数分)
  • ワークシート#2: (Word形式) / (PDF形式)(人数分)

手順

  1. 生徒に携帯電話を持っているか尋ねる。クラスで携帯電話を持っている生徒の割合を、生徒の国の平均と比較する。
    資料: United Nations Conference on Trade and Development - Chapter 1 Trends in ICT Access and Use
    (http://www.unctad.org/en/docs/sdteecb20071_en.pdf)
    世界的に携帯電話の普及がすすんでいることを話し、この授業のトピックは日本における携帯電話の使用であると説明する。
  2. 生徒はペアになり、携帯電話でどのようなことができるかを考える。クラスで発表する。(Think-Pair-Share)
    発表するとき、可能形を使ってもよい。
    例:
    「写真をとることができます/写真がとれます」
  3. 「くりっくにっぽん」コラム4をスクリーンで見せ、日本製の携帯電話の機能のうち何点かに印をつけて目立たせる。
  4. 携帯電話の機能は多様化し便利になっているが、同時に弊害もあることを説明する。
    ワークシート#1を配り、携帯電話の使用に関する文章を読ませる。
    よい面だと思う文章の横には笑顔の顔文字を、よくない面だと思う文章には泣き顔の顔文字を書かせる。
    また、生徒自身がすでに使っていたり、使ってみたいと思う機能の横には星印を書かせる。
    クラス全体で答え合わせをする。
  5. 「くりっくにっぽん」コラム4と5または『DVDで学ぶ日本語 エリンが挑戦!にほんごできます。』 Vol.2の14課(トピック携帯電話)「見てみようやってみよう」コーナーを見せながら、 日本における携帯電話の使用について説明する。
  6. ワークシート#2を配り、絵文字を入れて日本語のメールを書かせる。
    例:生徒が書いたサンプル (Word形式)/ (PDF形式)

発展

携帯電話の使用について生徒たちが考える材料としての情報を紹介し、 また高校生にとっての携帯電話のプラス、マイナスについて議論させる。

関連資料:
モバイル社会研究所:教材「みんなのケータイ」
http://www.moba-ken.jp/pdf/minnano_keitai_2.pdf

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