くりっくにっぽん活用術

畳からバッグ?

執筆:西村パーク葉子

話題/目標:からだと健康、住まい、文化を捉える視点を身につける、日常生活、社会のために行動する、自分・自文化と比べる、衣とファッション

2020.04

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畳を使ったバッグを作った畳職人・青柳さんのインタビュー記事を読んで、自分のまわりにどんな伝統が息づいているのか、伝統はどのように受け継がれているのかを考える。また、畳バッグのテレビコマーシャルやチラシを作ってみる。

目 標

・畳とイグサについて知る。
・伝統を受け継ぐことについて考える。
・得た情報を元に考察を深め、コマーシャルや会話を作ることを通して創造力を高める。

対 象 高校生レベル以上
日本語レベル 上級レベル
準備するもの

手順

1. 内容確認のための質問
a) 熊本県の農家さんにホームステイしてどんなことがわかりましたか。

b) その時、どう思いましたか。

c) マザーズバッグを作る時、何がインスピレーションになったのですか。どんなニュースがあって、どんな話題になっていましたか。

d) マザーズバッグにイグサマットをつけたのはなぜですか。

e) 青柳さんは、畳の未来をどのように考えていますか。その理由は何ですか。

2. ディスカッションポイント
f) 「この問題と向き合わなければならないと思いました」とありますが、「この問題」とは何ですか。青柳さんはどのように解決しましたか。

g) マザーズバッグにはどんな伝統が活かされて、この製品をユニークなものにしていますか。

h) あなたのまわりに伝統を守って仕事をしている人がいますか。どんな伝統を守って、どんな仕事をしていますか。

i) 伝統を守ることは大切だと思いますか。どうしてそう思いますか。

j) あなたの身の回りにあるもので、100年後も残っていてほしいものをあげてください。それはどうしてですか。

k) 青柳さんは伝統と革新の境界についてどのように考えていますか。あなたはその考えに賛成ですか。その理由も説明してください。

3. 表現活動のヒント
l) マザーズバッグのテレビコマーシャル、またはチラシを作りましょう。

m) イグサの畳にはどんなメリットがありますか。リサーチしましょう。そして分かったことをクラスでプレゼンテーションしましょう。

n) ペアで「青柳さんとお客さんの会話」を作りましょう。お客さんはイグサの畳について何も知りません。イグサの畳についていろいろな質問をしてください。青柳さんは、この記事と、質問m)で調べたことをもとに答えてください。


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