くりっくにっぽん活用術

入試制度を比べよう(協力:JTA)

執筆:パク・ジョンソク(ソンムン高等学校)

話題/目標:学校生活、文化を捉える視点を身につける、日常生活、気持ちや考えを伝えあう、異なる意見を調整する、自分・自文化と比べる、行事

2018.05

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目 標

・「ようやく受験生脱出!」を読み、筆者のメッセージを感じ、理解することができる。
・日本の入試制度について理解することができる。
・韓国の入試制度と比べ、考えたことを話すことができる。

対 象 高校生
日本語レベル 初級
準備するもの

手順

1. くりっくにっぽんのワークシートを紹介し、テーマについての目的と目標を伝える。

2. くりっくにっぽんのサイトにある該当記事の内容を口頭で紹介し、テーマに関する興味を引く。

3. くりっくにっぽんの「ようやく受験生脱出!」(韓国語版)のプリントを各自読む。

4. 自国と日本の入試制度の違いについてグループごと、或いはペアで話し合うようにする。参考資料を配る。

5. グループまたはペアで話し合ったことを発表する。
<実際の発表内容>
(1) 指定校推薦について
・日本は前年の合格者の数によって高校に定員を配当するが、韓国は前年度の街頭高校での合格者の定員と関係なく推薦者の定員は一定である。学校によって定員を差別しない韓国の方が公正であると思う。
・名門高校に通っている学生が実力がもっとあると思うので、合格者をより多く出している名門校に定員をもっと多く配当する日本の方が公正であると思う。
(2)AO入試について
・英語で小論文を書くのはとても難しそうだ。韓国では私教育を誘発するということで英語の小論文問題を出さないようにしている。日本は韓国のように私教育を抑制してはいないようだ。
(3) 一般入試について
・韓国は1日だけ試験があるが、日本は2日もあって大変そうだ。
・韓国は11月に実施するが、日本は1月に実施するので、寒いのではないかと思う。

6. 全体のまとめをする。
(1)日本の入試制度の特徴についてまとめる。
(2) 韓国の入試制度に取り入れたらいい制度があれば発表する。
(3)合格祈願スティッカーを見せて説明し、各自好きなところに貼り付ける。


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