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写真、キャプション、マイ・ストーリー
使用上の留意点

写真

主人公の写真を撮影するにあたっては、

1)本人のありのままの生活を撮影することを旨とし、本人が普段していないことを撮影したり、訪れたことのない場所での撮影はしないことと、
2)本人の性格や生活の特徴をよく表している場面を撮影すること
を原則としました。

ただし、水島優さんと吉田功二郎さんの場合がとくにそうであるように、日本語教育でよく取りあげられるテーマや文化項目に配慮して、本人独自のものとはいえないごくあたりまえの生活場面も撮影しています。また、1日の生活の写真は、実際には数日にわたって撮影した写真を1日に構成したものです。

キャプション(写真の説明文)とマイ・ストーリーについて

「キャプション」と「マイ・ストーリー」(2002年1月掲載予定)には、主人公が書いたものにTJFで追加、編集したものと、インタビューをもとにTJFで書いたものがあります。いずれも、最終的な原稿を本人が校閲し、修正、加筆しました。TJFでは、編集上の修正を行いましたが、主人公が使っている表現をいかすよう心がけました。したがって、文体の異なるものも含まれています。「マイ・ストーリー」と「キャプション」の著作権は、TJFに帰属しています。


日本語表記について

■各主人公の「マイ・ストーリー」では、インフォーマルな書きことばを使用し、「キャプション」では、少しあらたまった話しことばを使用しています。「マイ・ストーリー」の末尾にある周囲の人々のコメントでは、少しくだけた話しことばを使用しました。また、「キャプション」で使われている家族に対する呼び名(例:「お父さん」「お母さん」「パパ」「ママ」)は、基本的にその主人公が実際に使っているものを採用しました。これは、家族の呼び方にもバリエーションがあることを提示するためです。また、友人や知人に対しては、ニックネームを使ったり、呼び捨てにしたり、あるいは「さん」「くん」をつけたりして呼ぶのが一般的ですが、「キャプション」では、各主人公が使っている呼び方を採用しました。また、呼び方だけでなく、普通名詞についても、各主人公が使っていることばを採用しました(例:べんとう、おべんとう)。

■「マイ・ストーリー」「キャプション」での漢字表記は、常用漢字表のうち、小中学校で学ぶことが目安とされているものを基準にしています。ただし、最近の傾向を考慮して、ひらがなで表記しているものもあります。

■かたかな表記や漢字の読みについては、本教材で採用しているもの以外にも、正しいものが複数ある場合があります(例:コンピュータ/コンピューター)。

■数字は、基本的に算用数字を採用しました。


英語表記について


■「キャプション」と「マイ・ストーリー」の英語は、日本語と基本的に同じ内容を含みますが、逐語訳ではありません。これは、それぞれの言語で書かれた文章での読みやすさをめざしたためです。

■英語のスペルおよび文章は、米語を基本としました。

■英文中の日本語は、基本的にローマ字のイタリック体で表記しました。固有名詞については、イタリック表記にせず、キャピタルのローマ字で表記しました。その際、ヘボン式を採用しました。ただし、長音を表す記号は使っていません。読み方については、併記されている日本語の表記または語彙リストを参照してください。


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