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マイストーリー:玉城俊一
テーマ:音楽、沖縄、伝統芸能
 
Date: Country: Author:  
2003/6 Australia Kato Kumi
The University of Queensland
 


ぼくについて

ぼくは、今、沖縄(おきなわ)本島(ほんとう)の南風原(はえばる)高校に通っています。出身(しゅっしん)は沖縄の北にある伊是名島(いぜなじま)という小さな島です。伊是名島は南風原から4時間ぐらいかかるので、おばの家に下宿(げしゅく)しています。家を離(はな)れてから、親(おや)のありがたさや大変(たいへん)さがよくわかるようになりました。学費(がくひ)や生活費(せいかつひ)を仕送(しおく)りしてくれますし、ぼくの将来については、「好きなことをやればいい」と言ってくれます。


音楽との出会い

ぼくの生活(せいかつ)の中心(ちゅうしん)は音楽(おんがく)です。ギターや三線(さんしん)で曲(きょく)をつくって歌(うた)ったり、沖縄の古典(こてん)音楽を習ったり、太鼓(たいこ)を打(う)ったりしています。

音楽をやりたいと思ったきっかけは、中学2年のとき「伊是名尚円太鼓(いぜなしょうえんだいこ)」というグループに入って太鼓(たいこ)の練習(れんしゅう)を始(はじ)めたことです。南風原高校を選(えら)んだのは、「郷土(きょうど)文化コース」で沖縄の文化や歴史(れきし)を勉強すれば、将来自分の音楽をつくるのに役に立つと思ったからです。

ぼくは、明るくて活動的(かつどうてき)で、やりたいことはすぐに実行(じっこう)しますし、何でも一生懸命(いっしょうけんめい)やります。中学では、音楽だけでなく、サッカーにも熱中(ねっちゅう)していました。でも、小学校のころは、自分(じぶん)に自信(じしん)がなく、内気(うちき)で、消極的(しょうきょくてき)でした。そして、4年生のころから、仲間(なかま)とたばこを吸(す)ったり、店で万引(まんび)きをしたり、バイクや車を盗(ぬす)んだりするようになりました。悪(わる)いことをしてみたいという気持(きも)ちがあったし、仲間(なかま)からのプレッシャーも強くて、やめられませんでした。やめさせようとする母の言うことも聞かずに、口ごたえばかりしていました。でも、中学2年で音楽と出会(であ)ったころから、悪いことをするのがいやになって、すっかりやめました。


将来

ぼくは高校を卒業(そつぎょう)したら、沖縄の芸術(げいじゅつ)大学に入って、沖縄の古典(こてん)音楽やクラシックなど、いろいろなジャンルの音楽を勉強したいです。そして、自分のユニークな「音」や「リズム」をつくりだして、自分の思いを自由(じゆう)に表現(ひょうげん)していきたいです。



キーワード
本島(ほんとう)
自信(じしん)がない
出身(しゅっしん) 内気(うちき)
下宿(げしゅく) 消極的(しょうきょくてき)
家を離(はな)れる 仲間(なかま)
ありがたさ たばこを吸(す)う
学費(がくひ) 万引(まんび)き
生活費(せいかつひ) 盗(ぬす)む
仕送(しおく)りする 悪(わる)いこと
生活(せいかつ)の中心(ちゅうしん) 仲間(なかま)からのプレッシャー
三線(さんしん) 〜の言うことを聞く
曲(きょく)をつくる 口ごたえする
古典(こてん)音楽 すっかり
太鼓(たいこ)を打(う)つ 芸術(げいじゅつ)大学
きっかけ クラシック
郷土(きょうど)文化コース ジャンル
活動的(かつどうてき) ユニークな
実行(じっこう)する つくりだす
熱中(ねっちゅう)する 自由(じゆう)に表現(ひょうげん)する

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