私は、はっきりしている性格(せいかく)です。人の悪口(わるくち)は言いませんが、納得(なっとく)できないことには意見(いけん)をはっきり言うので、友だちとけんかになったり、親に反発(はんぱつ)したりすることがあります。
中学3年のときに、クラスメイトと話が合わなくなりました。そして、高校1年のときには家と学校の考え方の違(ちが)いにとまどって、学校も家もいやになってしまいました。気持ちが混乱(こんらん)して、授業(じゅぎょう)に出ることも友だちと話すこともできなくなり、結局(けっきょく)学校を半年間休学(きゅうがく)しました。
そのときよく話を聞いてくれたのがカウンセラーの先生でした。カウンセラーの先生とは今でもよく話をします。親とけんかしたときなど、わたしの立場(たちば)だけでなく、親の考えについても教えてくれます。そして、カウンセラーの先生から、スポーツ選手(せんしゅ)を助(たす)ける「スポーツカウンセラー」という仕事があることを聞いて、興味(きょうみ)を持ちました。わたしはいろいろなスポーツをしたり、スランプに悩(なや)んだりした経験(けいけん)がありますし、大好きなスポーツをずっと続(つづ)けるためにも、この仕事をしたいと思っています。そのためには、日本の大学で臨床心理学(りんしょうしんりがく)を勉強して、できれば将来、アメリカの大学院(いん)にも留学(りゅうがく)したいと思っています。
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