京浜工業地帯
けいひんこうぎょうちたい
Keihin Kogyo Chitai
東京、川崎、横浜を中心として、藤沢、平塚など東海道本線沿いと、相模原、大宮などの内陸部に広がる日本最大の総合工業地帯。国内の大きな市場に近かったことと労働力が確保できたこと、そして東京と横浜に港があったことが成長の大きな要因となった。川崎から横浜にかけての沿岸地帯では、特に鉄鋼工場、石油精製工場、石油化学工場、造船所、食品加工工場などの大規模な工場が立ち並んでいる。また、内陸部には自動車工場、食品加工工場、電気機器工場、精密機械工場などがある。東京には、日本最大の印刷工場がある。人口の過密、公害、水不足などから、多くの工場が移転して中心部を離れた。
*Encyclopedia of Japan, Kodansha International, 1999
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