(※ このオンライン講座の趣旨はコチラをご覧ください。)
2021.12/26 テンダーさんの「その辺のもので生きる」オンライン講座 第7回
「プラごみから必要なものを作る」 ですること
今、世界中で汚染物質として騒がれているプラスチック。この大きな問題に取り組むために、まずはプラスチックのことを知り、自分で活用してみよう。
当日は、プラスチックの見分け方や性質についてをワークを交えながら学びながら、プラごみをどうやって使うかを実際に体験します。
お弁当の蓋から「プラ板」、ペットボトルから「繊維」、ビニール袋から「カードケース」、ペットボトルキャップから「アクセサリー」を作ります。
作り方の詳細は当日のお楽しみ。
また、世界で広がる取り組み「Precious Plastic」と講師テンダーが代表を務める「Precious Plastic Japan」について、そしてプラ製品の直し方、最後に安全とは何か?を学びます。
Precious Plastic Japan作
プラスチックを見分けられるようになり、その性質を知れば、プラごみを自在に使うことができます。
プラごみから商品を作り、それを販売できるようになれば「プラごみを拾えば拾うほど儲かる」ということも現実になるのです。
講座のねらい
・プラスチックを見分けられるようになる
・身近にあるプラスチックの性質を知る
・プラスチック民芸品を作る
・プラ製品の直し方を知る
・ゴミとは何か?
・安全とは何かを考える
キーワード
プラごみ、マイクロプラスティック、SDGs、民芸、ものづくり、環境、安全、科学、precious plastic
危険度
★★★☆☆
合わせての参加をおすすめする講座
- 2022 4/3予定 コンポストトイレを作って、水と栄養の冒険に出かけよう
講座で使用する言語
・日本語
(*日本以外の国に在住の方もぜひご参加ください。講座の内容を理解する日本語力が必要です。)
本講座のチラシ
学校等での配布、掲示用にチラシを作成しました。多くの中高生の方達にご案内いただければ幸いです。
ダウンロードしてご利用ください。
講師:テンダーさん
鹿児島にて、生態系の再生と廃材利用のための市民工房「ダイナミックラボ」を運営。
システム思考、fab、非暴力コミュニケーション、
先住民技術、適正技術等の人類の叡智を核に、考え、実践・実現し、伝えることを繰り返しています。
著書に「わがや電力 12歳からとりかかる太陽光発電の入門書」(ヨホホ研究所)。
講座に参加するための準備A(プラ回)
必要な材料など(ご自分でそろえていただくもの)
- その辺のもので生きる講座基本セット(詳細はリンク先の、■がついているもの)
- 『アクセサリーとカードケース作り』
- 蓄熱式ではないアイロン(=本体にコードが付いているタイプ)
- アイロンがけで溶けない平らな台(5mm厚くらいの30cm四方程度の木の板1枚などでもOK。テーブルは表面にウレタンコーティングがあるので、それが溶ける可能性あり)
- クッキングシート
- 先細ピンセット(真っ直ぐでも曲がっているものでもどちらでも)
- ペットボトルキャップ(PP製)を好きな数色で3〜4つ、ニッパーかハンドニブラーで細切れに砕いておく
- ニッパーかハンドニブラー
- お気に入りのビニール袋(PE=ポリエチレン製)を集めておく
- 『プラ板作り』
- オーブン機能のあるレンジ or トースター(どちらもない場合は、「プラ板作り」は見学することも可能です)
- コンビニ弁当の透明な蓋(PS製)
- マジックペン(絵を描くために・色数もご自由に)
- 『繊維作り』
- 空のペットボトル 1本
- ろうそく 1本(小さいものでOK)
- ろうそくを立ててもいい平皿か鏡
- 段ボールの切れ端
- 水を入れたバケツ(万一、ろうそくの火が燃え広がった場合の消火用)
主催者からお送りする道具・材料(日本在住の方のみ)
・活性炭マスク
・アクセサリーの枠
・カードケースの型紙
●海外からご参加の方へ
中高生・大学生・社会人に関わらず、すべての道具・材料をご自分でそろえていただきますようお願いします。
上記「必要な材料など(ご自分でそろえていただくもの)」に加えて、以下をご用意ください。
● アクセサリーの枠
ペンダントトップの枠をご用意ください。
形状、材質など、こちらを参考にご用意ください。枠の形状断面の微妙な違いによって、枠に流し込んで固めたプラスティック(PP)が外れたり・外れなかったりすることがあります。が、まずは「やってみる」というかまえでご準備ください。
● カードケースの型紙
お申し込み後、データをお送りしますので、印刷しておいてください。
● 活性炭マスク
プラスティック を溶かす際には極めて微量ですが毒性を含む気体が発生する可能性があるため、十分な換気か防護が必要です。その点をご理解の上、ご自分の責任で用意するかどうかをご判断ください。
講座に参加するための準備B(全回共通)
オンライン参加に必要な環境と準備
- ZOOMに安定的に接続できること (※進行上、諸々の障壁となるため、2アカウントでの入室は禁止とします)
本講座ではZOOMアプリやマイク付きイヤフォンの利用のほか、いくつか準備をお願いしたいことがあります。事前に「本講座でのZOOMの使いかた」をご一読ください。 - 当講座は、スマートフォンやコンピューター単独での受講を不可としています。その理由と必要な機材については「受配信のための機材準備」をご一読ください。
- また、この講座は、講師から参加者への一方的なオンライン講座ではありません。講座は危険のある内容を含み、双方向に情報をやり取りする必要があるため、必ず「その辺のもので生きるオンライン講座 受講の前に – 受配信について」をご一読ください。
講座の開催にあたって
国際文化フォーラム(TJF)は、多様な価値に寛容な社会で人びとが人生の選択肢を増やし可能性を広げるような文化をつくり、次の世代に渡していくことをめざして事業を行っています。
この講座をなぜ開催するのかについては、「テンダーさんのその辺のもので生きるオンライン講座の開催にあたって」にまとめましたので、お読みいただければ幸いです。
2021. 12/26 「プラごみから必要なものを作る」講座概要
2021年12月26日(日) 12:40 – 17:00(希望者のみ17:30まで)
*時間は多少変更、延長になる可能性があります
12:40 ZOOMに入室(全員)
12:40-13:00 接続確認・グループ分け・接続トラブル対応など
13:00-17:00 講座
17:00-17:30 座学の補足と質疑応答(希望者のみ)
オンライン(ZOOMを利用)
●参加者用コミュニティについて
discordを利用した参加者限定のオンラインコミュニティにご参加いただく可能性があります。
中高生 20人
大 人 20人 *プログラムの趣旨にご賛同いただける大学生以上の方
*ともに先着順
○ 日本以外の国にお住まいの方もぜひご参加ください。講座は日本語で行われます。
○ 中高生と大人は、別々にグループ分けを行います。
○ アーカイブ視聴のみのご参加は受け付けていません。
● 中高生
・日本在住の方 1000円
・海外在住の方(材料の送付がありません) 無料
● 大学生
・日本在住の方 1000円
・海外在住の方(材料の送付がありません) 無料
● 社会人
・日本在住の方 2000円
・海外在住の方(材料の送付がありません) 1000円
○ 社会人大学生の方は「社会人」枠でのお申込みをお願いします。
○ 原則として返金はできませんので、あらかじめご了承のほどお願い申し上げます。
公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)の事業は基本的に出捐(しゅつえん)企業と賛助会員の寄付金によって運営されています。寄付金は、多様な価値が尊重される社会を築いて若い人たちに渡していくという活動趣旨に賛同した方たちからTJFに託されたお金です。この講座も運営のほとんどが寄付金によって成り立っているため、参加費が低くおさえられています。本事業の趣旨の詳細は、「テンダーさんのその辺のもので生きるオンライン講座の開催にあたって」をご覧ください。
以下の申込みフォームよりお申込みください。
○ 参加者のみなさん、講師、スタッフ全員が講座内容に集中できる環境をつくるため、個人での参加のみ受け付けます。
・ご家族のうち複数の方が参加される場合でも、それぞれ個別にお申し込みください。
・ご家族等で参加される場合でも、それぞれ必要な材料等をそろえていただいた上で、異なるZOOMアカウント、異なる部屋・場所から、ご参加ください。
●中高生用申込みフォーム
・日本在住の方
・海外在住の方
●大学生・社会人用申込みフォーム
・日本在住の方
・海外在住の方
2021年12月17日(金)
*国内在住の方は、なるべく12/14(火)までにお申し込みください。それ以降にお申し込みをされる場合、クリスマスシーズンで郵便配送が混み合うため、材料の送付が間に合わない可能性があることをあらかじめご了承ください。
*期日前に定員に達した場合はその時点で締切ります。
お申し込み後、返信メールにて振込先をご案内いたします。
お申し込み後(クレジットカード支払いの方はpaypalの請求書をお受け取り後)、4営業日をめどに、参加費をお支払いください。
*銀行口座振り込みおよび郵便振替については請求書は発行いたしませんのでご注意ください。
*期日までにお振込の確認ができず、かつ、ご連絡がない場合は、お申込みをキャンセルさせていただくことがあります。
【重要】お申込みの前に必ずお読みください。
中高生のみなさんは、保護者の方にもお読みいただき、同意を得てから申し込んでください。
1) ご自身の安全の確保と免責について
さまざまな技術を体験する過程では事故や怪我などが発生する可能性があります。
オンライン講座なので、講師やスタッフが直接サポートすることはできません。
ご自身の安全を十分に確保してください。
なお、講座参加中および講座終了後の事故、トラブルについて、TJFおよび講師は一切の責任を負いません。
*保険についてはこちらをお読みください。
2) 録画・撮影について
講座の様子および参加者が制作した成果物等を、写真と動画で記録させていただきます。
・録画は、復習用として、参加者のみなさんと3ヶ月間限定で共有いたします。
・記録した写真(おもに録画からキャプチャーしたもの)は、本プログラムの報告および広報活動(*)に使用することがあります。報告および広報での使用にあたっては、個人名が特定されないよう配慮いたします。本名や学校名・所属先を掲載する場合は、あらかじめご本人、保護者の方の了承を得るものといたします。
*本講座の報告および広報活動のおもなメディア
TJFの公式ウェブサイト http://www.tjf.or.jp/
同 公式Facebook https://www.facebook.com/TheJapanForum/
同インスタグラム https://www.instagram.com/thejapanforum_tjf/
同 事業報告書(ウェブおよび印刷物) http://www.tjf.or.jp/publication/coreca/
3) ビデオ・オンでのご参加について
本講座は、参加者のみなさんと講師、スタッフ全員が、対等な立場でお互いの情報を受配信しているという考え方に基づいて実施しています(詳細は「その辺のもので生きるオンライン講座 受講の前に – 受配信について」をご一読ください)。そのため、講座中はご自身の映像を配信(ビデオをオン)していただきますようお願いいたします。
ご自分のお顔を報告・広報物に使用してほしくない等のご要望がありましたら別途お知らせください。
4) 日程の変更について
インターネット接続のトラブルなど不測の事態が発生した場合、講座の日程を変更することがあります。
中高生に限り、講座の参加に必要な道具・材料をそろえるにあたって金額面で問題がある場合、講座で学んだことを行動に移していただくことを条件(*)に、国際文化フォーラムがご本人とご相談のうえ、道具・材料、受配信環境等をととのえるために必要なサポートをいたします。
ご希望の方は、申込みフォームの「コメント欄」でご連絡ください。
*たとえば、講座終了後、プラごみから製品を作り、自分の責任で売ってみるなど。「その辺のもので生きる」、「オルタナティブもできる」の第一歩を踏み出す他の行動をご提案いただいてもかまいません。(講座全体の趣旨のページをご参照ください)
公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)
担当:室中
japanforum@tjf.or.jp
tel. 03-5981-8652 または 03-5981-5226
(日本時間 月-金9:30-17:30、 【休業日】土日祝日および12/29-1/4)
*上記時間帯であっても電話に出られない場合があります。
お急ぎでない場合は、メールにてご連絡ください。
全講座の開催案内とレポート
2021年2月〜2023年3月 ※すべての講座を終了しました。
◆ 開催にあたって
・テンダーさんのメッセージ
・TJFのメッセージ
◆ 全講座を終えて
・参加者のみなさんへのインタビュー(PDF)
・講師テンダーさんの総括
・TJFのふりかえり(PDF)
・実施講座一覧(PDF)
2021 | ||
2/7(日) | [01] アルミ缶を使い倒そう【終了】 | →レポート はこちら |
3/14(日) | [02] 棒と板だけで火を起こそう【終了】 | →レポート はこちら |
4/4(日) | [03] 3D設計と3Dプリントを覚えて、必要なものを作ろう【終了】 | →レポート はこちら |
6/6(日) | [04] 雨水タンクを作って、水を自給自足しよう【終了】 | →レポートはこちら |
8/1(日) | [05] システム思考を身につけて「しょうがない」を乗り越えろ!【終了】 | →レポート 【前編】 / 【後編】 |
10/3(日) | [06] その辺の草からロープを作ろう。ロープができれば暮らしが始まる【終了】 | →レポート 【前編】 / 【後編】 |
11/28(日) | 【秋の特別編】その辺のもので生きるための心の作法 〜「正しさ」を越えて【終了】 (講師:安納献さん、鈴木重子さん) | →レポートはこちら new! |
12/26(日) | [07] プラごみから必要なものを作る【終了】 | →レポートはこちら |
2022 | ||
2/27(日) | [08] キッチンで鋳造を始めよう! 【終了】 | →レポートはこちら new! |
6/5(日) | [09] 鉄工を身につけて強力なストーブを作ろう【終了】 | →レポート 【前編】 / 【後編】 |
8/21(日) | [10] きみのためのエネルギー。実用パラボラソーラークッカーを作って太陽熱で調理する【終了】 | →レポートはこちら new! |
10/2(日) | [11] 交渉を学び、こころざしを護る 【終了】 | →レポート 【前編】 / 【後編】 |
12/25(日) | [12]生き物の輪に戻るためにドライトイレを作ろう 【終了】 | →レポート 【前編】 / 【後編】 |
3/26(日) | [13] 当たり前を変えよう、大切なものを守ろう【終了】 (これまでに1回以上参加した方たち向け) | →レポートはこちら new! |