（公財）国際文化フォーラム（TJF）は、「一人ひとりの個性を尊重し、多様性に富み、創造力をはぐくむ社会」を醸成することをめざし、多様なことばと文化につながりや興味・関心をもつ高校生が参加する「パフォーマンス合宿 」（Performance Camp＝PCAMP）を実施しています。
2022年度より、日本各地域のニーズに寄り添い、地域のネットワークと資源をいかした地域密着型のプログラムを実施します。その第1回を、8月に広島で開催します。広島県に在住あるいは通学している高校生ならびに広島県内の支援学校に在籍し高校進学をめざす高校生年齢（15歳～19歳）の生徒を対象とします。コロナ禍により2020年からオンラインで実施してきましたが、今回は3年ぶりの対面での交流となります。
PCAMPで大切にしていること
アーティストの方々のファシリテートのもと、多様な高校生が芸術表現活動を通じて交流することで、多様性を体感し、尊重するマインドが育つよう、合宿では次のことに重点をおいています。
①ことばと身体で自分を表現する
②創造性を刺激し合い、異なる他者を理解する
③協働し、バックグラウンドの違いを越えてコミュニケーションを図る
演劇の経験がなくても、外国語が不得意でも、コミュニケーションが苦手でも、まったく心配ありません。ファシリテーターをはじめ、先輩の大学生サポーター、運営チームが参加者の方々に伴走していきます。
合宿は、楽しんで活動しながら、視野が広がり、自分の殻を破って、成長できる場です。
広島在住あるいは通学している高校生や高校進学をめざしている方、ぜひご参加ください。周りに関心のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。
募集要項と申し込みフォーム
詳細は募集要項をご覧ください。
●募集要項_日本語 ●募集要項_英語
申し込みはフォームは、日本語、英語、韓国語、中国語、ネパール語、フィリピン語、ベトナム語、ポルトガル語で用意しています。下のリンクよりアクセスしてください。申し込みの締め切りは6月30日（木）です。
下のQRコードを読むと日本語の申し込みフォームに飛びます。日本語のフォームにはほかの言語へのリンクがあります。
ファシリテーター
これまでのパフォーマンス合宿
2017年度、2018年度に実施したパフォーマンス合宿の様子もぜひご覧ください。
【ひろしまPCAMP概要】
●期日 8月4日（木）～7日（日）
●場所 広島県安芸高田多文化共生センターきらり
●主催 TJF
●共催 NPO法人安芸高田市国際交流協会
●後援 安芸高田市、安芸高田市教育委員会、広島県教育委員会
●協力 こどものひろばヤッチャル（東広島市）、ひまわり21（呉市）、びるど（福山市）、ワールド・キッズ・ネットワーク（呉市）
●参加者 15～19歳の広島県に在住または通学している多様な高校生（高校進学準備中の方を含む） 25～30名
●参加費 無料 ※交通費は自己負担（ただし5,000円を超えた分はTJFが補助）
●ファシリテーター 柏木俊彦（演出家・舞台俳優）、田畑真希（振付家・ダンサー）、森永明日夏（舞台俳優・ティーチングアーティスト） ※大学生ボランティアによるサポートも予定しています
●プログラム内容
参加者一人ひとりが持つ言語、文化、経験、個性を尊重し、それを自由に、積極的に表現することを推奨し、またよりよく表現できるようにファシリテーターであるアーティストを中心に、運営チーム全体が伴走しながら、以下の活動を行います。
・参加者がお互いを知り、コミュニケーションをとり、仲良くなるためのシアターゲーム
・参加者一人ひとりの経験や感性を表現するための演劇ワークやダンスワーク
・ペア、グループ、チームで話し合い、協力しながらパフォーマンス作品をつくって発表
●新型コロナウイルス感染拡大防止策
・参加者には交流開始1週間前からの毎日の検温、直前の抗原検査（TJFから検査キットを支給）。
・交流期間中、1日3回、毎日の検温
・アルコール消毒液の配置とこまめな換気など
※詳細については参加が決定した方にご案内します。
●申し込み方法
申し込みフォームに必要事項を記入のうえ、2022年6月30日（木）までに、お申し込みください。
※ 申込者が定員を超えた場合は初めて参加する人を優先し抽選を行います。
●申し込みフォームはこちらから
【お問合せ先】
E-mail:pcamp@tjf.or.jp（担当：長江・千葉）