公益財団法人国際文化フォーラム

ときめき取材記報告

「ときめき取材記プロジェクト報告書」2023増補版を発行!

2021年発行の『〈対話〉をつくるインタビュー「ときめき取材記」プロジェクト報告書』初版に新たに実践2例を加えた増補版が完成しました! 1例は秋田大学の日本語の授業、もう1例は法政大学の多文化教育の授業で行われたものです。

秋田大学では、もともと留学生が地元の方たちに「聞き書き」を行い、それをWeb雑誌として作成するほか、印刷したものを地元のお店に置いてもらうという地元密着の授業が実践されていました。「ときめき取材記」がめざすものと通じるところがあったことから、希望する学生の記事が「ときめき取材記」ウェブサイトに掲載されるようになりました。

法政大学では、いくつかの外部主催のプロジェクトのなかから学生が選んで参加するという授業が行われていたなか、実践報告にもあるようにコロナ禍がきっかけとなり、本プロジェクトが選択肢の一つとして授業に組み込まれました。

上の2本のほかに、海外の大学や日本語学校、日本語や日本事情の授業、留学生や共修のクラスなどさまざまな現場での実践の報告が掲載されています。

ときめきプロジェクトはかっちりとした決まった手順があるのではなく、ゆるやかなフレームであり、教師の方々がご自分の現場にあわせて取り入れていけるものになっています。

巻末にはすぐに活用できる資料も掲載されています。

『〈対話〉をつくるインタビュー「ときめき取材記」プロジェクト報告書 2023年増補版』

発行日

2023年4月1日

仕様

B5判、PDF

執筆者

上田安希子(京都教育大学)
荻野雅由(カンタベリー大学)
重信三和子(早稲田外語専門学校)
濵田典子(秋田大学)
三代純平(武蔵野美術大学)
村田晶子(法政大学)
矢部まゆみ(横浜国立大学)
義永美央子(大阪大学国際教育交流センター)