教育しか残せない時代に―【後編】学ぶ内容を遊びとして扱えるか
遊びから学ぶ 哺乳類と一部の鳥類を除く動物は大脳新皮質をもっていません。論理的に考えなくても、種に必要な活動をまわせていけるからだろうといわれているそうです。 たとえば、爬虫類のワニは生まれたらすぐワニとして生きていけま…
遊びから学ぶ 哺乳類と一部の鳥類を除く動物は大脳新皮質をもっていません。論理的に考えなくても、種に必要な活動をまわせていけるからだろうといわれているそうです。 たとえば、爬虫類のワニは生まれたらすぐワニとして生きていけま…
地球環境が限界に達し、厳しい未来が予測されるなかで、次世代になにを渡していけるのか。教育にできることはあるのか。大人はどういう学びの場をととのえていくことができるのか。仕組みや技術の創造によって環境問題の解決に取り組むテ…
ゴミからものをつくってお金を稼ぐことができるようになると、どういうことが起きてくるのでしょうか。まずは実際に、プラごみからものをつくってみました。 プラスティックについて知る ペットボトルを手に取ったテンダーさんが、プラ…
問題や状況の構造を捉え、どこにどのような働きかけをすれば目的にあった変化を起こせるかを考えるためのツールがループ図です。長年ものごとを考えるときのツールとして活用してきたテンダーさんに、ループ図の考え方と書き方について手…
環境問題を「教え」ではなく仕組みや技術の創造によって解決しようと取り組む環境活動家のテンダーさんをお呼びし、中高生向けのワークショップを開催しました。問題を個人の責任にせず、その構造を変化させることで解決を導き出すシステ…
TJFは、若い世代が協力して「一人ひとりの個性を尊重し、多様性に富み、創造力をはぐくむ社会」を創れるようになることをめざし、さまざまな文化的ルーツを持つ高校生と多様なことばや文化に興味をもつ高校生が参加する合宿を実施して…
そもそも情報活用型PBLとは 情報活用型PBLは、「子どもたちが主体的に情報を集め、吟味し、じっくり考えて編集、創造し、切実感をもって他者と伝え合う学び」のことで、稲垣先生が考案したものです。TJFが稲垣先生に講師を依頼…
「探究する学びに踏み出そう―実践の分析とデザイン」は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、オンラインでの実施に切りかえ、予定通り3月15日に開催しました。休校への対応など学校現場も混乱を極めるなか、全国から約30名の…
「りんごをかじろう 隣語講座」(以下、隣語講座)は、おもに第二外国語の授業を実施している高校の生徒を対象に英語以外の外国語履修の動機づけを目的として2018年度から実施しているプログラムです。第二外国語を選択する前に、外…
日韓の校長交流プログラムは、韓国の校長等教員の招聘と日本の校長等教員の派遣による2度の交流で構成しています。2019年度は、11月21日(木)~24日(日)に、韓国から3校、9名を東京に招聘し、12月26日(木)~29日…
中高生を対象に実施した「アート作品を味わう。コトバにする。コトバをきく。カタチにする」プログラムの一部を誌上でちょっぴり体験できます。一枚の絵を見ながら、いろんなことを感じ、それをことばしてほかの人と話をしてみてください…
【多言語・多文化交流「パフォーマンス合宿」開催中止のお知らせ】3月28日(日)~31日(火)に予定しておりました、多言語・多文化交流「パフォーマンス合宿」(会場:大学セミナーハウス)は、新型コロナウイルスの影響を考慮して…
2018年度*めやすマスター の有志が企画した研修が国内外で実施されています。研修テーマも、「外国語学習のめやすとは何か」から一歩踏み込んだものが取り上げられています。2018年度は、「めやす」に基づいたプロジェクト型学…
TJFは第二外国語用日本語教材『好朋友』の共同制作以来、『好朋友』が提案する日本語教育の実現に向けて、大連教育学院とさまざまな事業を行ってきました。 2018年度は、11月の制服デザインのプレゼン大会を目標に数ヵ月にわた…
グローバル化が進展するなか、外国語教育は熱を帯びているように感じられます。しかし、英語以外の外国語の科目を開設している高校等は*677校。全体の約13%と決して多くはありません。そしてさらに、学校が多様な外国語を学べる環…
日韓の校長が顔を合わせ教育方針や理念、自分の考えについて意見交換する。校長自身が交流を体験することが生徒の交流につながると考え、2015年度に日韓の校長交流プログラムを開始しました。実務を担当する教師も加え、日本側が韓国…
2016年度にスタートした「ときめき取材記」。大学などで日本語や日本事情を学ぶ学生たちが、それぞれの興味関心から何か一つテーマを決め、それに関係する人にインタビューしてまとめた記事をTJFのウェブサイト「ときめき取材記」…
“文化が違うことへの違和感があった。でも「変だな」から、(合宿後は)「かっこいい、おもしろい」になった。”“自分のことが変だと思われないように周りに合わせていたけど、「自分は自分だから」と思えるよ…
【事業報告『CoReCa2018-2019』より】 2015年から実施している稲垣忠・東北学院大学教授によるワークショップでは、学習者が自ら課題を設定し、必要な情報を集め、整理・分析し、制作物にまとめたり発表したりする探…
2019年の11月から12月にかけて、中国4ヵ所(黒龍江省・ハルビン市、遼寧省・大連市、上海市、広東省・中山市)にある好朋友日本文化体験の場(以下、体験の場)を訪問しました。 体験の場を有する学校の日本語の先生は、201…
7月に東京で実施した教師研修では「文化の捉え方」について教師自らが体験しながら、授業での実践につなげられるアイディアを考えました。しかし、初めて耳にする内容を聞いたばかりの参加者は、具体的な授業案をつくるには時間が不十分…
【2020.2.21 東京開催を中止しオンラインでの実施に変更しました】日本国内の新型コロナウィルス感染拡大に関して、どこで感染したか特定できない「市中感染」というステージに入った可能性があるという政府の見解を踏まえ、講…
2019年の「SEOULでダンス・ダンス・ダンス」(DDD)は、これまでの参加者(OGOB)にもスタッフとして加わってもらい、参加者に寄り添ってもらうだけでなく、OGOBたちがその後どんな進路選択をしたのか、DDDがどの…