2024年2月9日(金)~11(日)、富山県富山市にて対象別の3つのワークショップ(WS1、WS2、WS3)を連続で実施します。開催概要中のフォームからお申し込みください(1月15日締切り)
TJFは2018年から、多文化につながりや関心のある高校生を対象に「多文化×芸術」をコンセプトとする交流プログラム(PCAMP)を実施しています。多様であることを豊かさと捉える芸術は多文化共生のマインドを育む栄養になると考えるからです。2022年度より広島県を皮切りに地域とコラボするようになり、多文化共生の地域づくりと人材育成の一助になることを願っています。
2024年は新たにオーバード・ホール(公益財団法人富山市民文化事業団)とコラボすることになりました。最初の企画として、2024年2月9日(金)~11(日)の日程で3つの連続ワークショップを開催します。長年PCAMPの企画・実施に尽力し、富山の市民参加型芸術プログラムにも関わって来られた振付家・ダンサーの田畑真希さん、日本の多文化演劇教育分野で活躍する演出家・俳優の柏木俊彦さんをファシリテーターにお招きするほか、3日めのワークショップ(WS3)では、現地講師の宮田妙子さんによる富山県の多文化共生についてのレクチャーも予定しています。各ワークショップともに地域の皆さまからのご応募をお待ちしております。
*PCAMPについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
チラシ表(左)とチラシ裏
にほんごを べんきょうちゅうの
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開催概要
- 【WS1】多文化パフォーマンス交流会
●日時:2月9日(金)13:30~16:30(13:00受付開始)
●場所:オーバード・ホール 中ホール(ウォーミングアップ室)〔富山市牛島町9-1〕
●対象:富山県内の日本語学校・大学に在学中の留学生20名
※半年以上の日本語学習歴があることが望ましい。
●内容:シアターゲームや体を使ったアクティビティを通して交流を深めます。
●申込方法:WS1のフォームからお申し込みください。
●締め切:2024年1月15日(月)
- 【WS2】多文化演劇体験ワークショップ
●日時:2月10日(土)13:30~17:00(13:00受付開始)
※終了後、交流会あり(17:00~18:00)
●場所:富山市民芸術創造センター(大練習室5)〔富山市呉羽町2247-3〕
●対象:富山県内及び周辺地域在住の大学生から社会人まで20名(海外につながりのある方歓迎!)
●内容:マイストーリー(経験や思い出)をもとに短い演劇作品をグループでつくります。
●申込方法:WS2のフォームからお申し込みください。
●締め切:2024年1月15日(月)
- 【WS3】多文化ティーチングアーティスト(TA)研修
●日時:2月11日(日)10:00~16:00(9:30受付開始)
●場所:富山市民芸術創造センター(大練習室4)〔富山市呉羽町2247-3〕
●対象:シアターエデュケーションについて学びたい富山県内及び周辺地域在住の舞台芸術実演者10名
●内容:「多文化×芸術」をコンセプトとした演劇・ダンスのワークショップを体験し、対話を通じてシアターエデュケーション(注)への理解を深め、富山の多文化共生の現状についても学びます。
(注)演劇的手法を通して、アイデンティティの探求やコミュニケーション能力の習得を行うプログラム。演劇教育。
●申込方法:WS3のフォームからお申し込みください。
●締め切:2024年1月15日(月)
- 参加費
【WS1】【WS2】【WS3】ともに無料
- 主催
公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)、公益財団法人富山市民文化事業団、富山市
- 結果通知
各ワークショップ(WS)ともに定員超過の場合は抽選となります。参加の可否(参加できるか、参加できないか)については、各WSの募集締切り後、1週間以内にメールにてお知らせします。
- 問い合わせ
担当:長江 E-mail:pcamp@tjf.or.jp
内容
【WS1】多文化パフォーマンス交流
参加者(留学生)がファシリテーターのやさしい日本語のガイドにしたがってゲームをしたり、ファシリテーターのマネをして身体を動かしたり、ことばと身体表現を使って楽しく交流します。
【WS2】多文化演劇体験ワークショップ
PCAMPで高校生たちが経験する「多文化×芸術」のプログラムの一部を大人の皆さんに体験していただきます。
・前半はことばや身体を使ったゲームで心と身体をほぐし、参加者同士が仲良くなるためのウォーミングアップを行います。
・後半は自身の経験や思い出を書き出したり、シェアしたりして、お互いについて知るワークのあと、グループで小さな作品を創ることを体験していただきます。「演劇もダンスもやったことがない」という方でも楽しんでいただけると思います。
【WS3】多文化ティーチングアーティスト(TA)研修
・ティーチングアーティストってなに?
・「多文化×芸術」ってどのようなコンセプト?
・アーティストはどうやって地域の多文化共生や社会包摂に貢献できるの?
・ファシリテートのコツを知りたい!
そんなテーマや関心事について、体験的、対話的、ケーススタデー的に学んでいただきます。
ファシリテーター・講師紹介
演出家・俳優
柏木俊彦(ファシリテーター)
木野花ドラマスタジオ出身。2010年に第0楽章を設立、代表と演出を担う。近年は、地域/海外プロジェクトの企画運営、教育機関/福祉施設でのアウトリーチ活動など多岐にわたり活動。日本演出者協会「若手演出家コンクール2011」優秀賞。2012年、京都舞台芸術協会プロデュース2012「演出家コンペティション」最優秀選出。調布市せんがわ劇場 演劇ディレクター。かなっくホール レジデンスアーティスト。国際演劇協会「ワールド・シアター・ラボ」ディレクター。日韓演劇交流センター事務局次長。日本演出者協会 副事務局長。
振付家・ダンサー
田畑真希(ファシリテーター)
タバマ企画主宰。3歳からクラシックバレエを始める。更なる表現を追及するため桐朋学園短期大学演劇科に入学。さまざまなジャンルの身体表現を学ぶ。滑稽なまでにガムシャラに、ユーモアを散りばめながら丁寧に時間を紡ぐ作風には定評があり、国内外で活動。7カ国18都市にて作品を上演し好評を得る。近年は、インクルーシブダンスWSや作品創作、さまざまな世代を対象としたWSを展開し、性別、年齢、国籍、障がいの有無などの差異を超えて、誰もが楽しみながら出来る身体表現の促進をめざす。
射水多文化子どもサポートセンター代表、NPO法人富山国際学院理事長、NGOダイバーシティとやま代表
宮田妙子(講師)
1991年から日本語学校や大学、企業において外国人の日本語教育や生活支援を担当。2011年にNGOダイバーシティとやま設立を設立し、多文化共生・ダイバーシティの普及啓発にあたる。多文化共生マネージャーとして外国にルーツを持つ子どもたちのサポートも行う。コロナ禍に留学生たちと有機農業の多文化共生畑を開始。他にもフードバンクとやま理事、富山ダルクリカバリークルーズ監事など、活動は幅広い。
参加者の皆さまへ
本プログラムでは、ハラスメント防止について以下のことを約束いたします。
- 本プログラムの参加者に対して暴言、暴力、無視、威圧的な態度等の行為を取らないように細心の注意を払います。 また、差別に対しても同様に本プログラムに関わるすべての皆さんが「嫌なきもちになったり」「不安なきもちになったり」することがないように十分に配慮いたします。
- 問題がおこらないよう配慮することはもとより、問題があった場合にもTJF運営スタッフならびに管理者が責任をもって対応いたします。