広島県に続く地域版PCAMPの2か所目として、初となる富山県での開催が決定しました!題して「とやまPCAMP2024」。公益財団法人富山市民文化事業団と富山市との共同主催により実現します。広島会場を中国・四国地方の拠点として、今回新たな開催地となった富山を北陸地方の拠点として、多言語・多文化交流「パフォーマンス合宿」(PCAMP)は今後もさらなる地域化を目指していきます。
記念すべき第一回の「とやまPCAMP2024」の日程は2024年8月8日(木)~11日(日)、会場は富山県富山市です。富山県内および近隣地域(石川県、福井県、新潟県、岐阜県など)に在住あるいは通学している中高校生ならびに中高校生年齢(14~19歳)の方が対象です。中高校生年齢とは、専門学校、フリースクールやサポート校、夜間制学校や通信制学校、外国人学校やインターナショナルスクール、日本語教室や学習支援教室などの在籍者を含みます。
ひろしまPCAMPのメイン・ファシリテーター3名に加え、地元富山出身のアーティスト2名がサブ・ファシリテータ―として参加者たちの創作活動を支えます。海外にルーツがある、多文化交流が好き、演劇やダンスなどの表現活動に関心がある、教室外での学びを経験したい、広く同世代の仲間を作りたい……という方々も、ダンスが苦手、演劇がはじめて、人見知り……、だけどやってみたい、夏の思い出にしたいという方々も、お申し込みを心からお待ちしております!
➡「とやまPCAMP2024」参加者募集の締め切りは6月30日(日)! 対象地域は富山県&近隣地域!
➡「とやまPCAMP2024」最終日(8/11)に行う発表会の見学者のお申し込みは8月5日(月)までできます!
★昨年行われた、ひろしまPCAMP2023のダイジェスト動画★
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実施概要
- 期間
2024年8月8日(木)~11日(日)
- 会場
・1日目、2日目:富山市民芸術創造センター
・3日目、4日目:オーバード・ホール 中ホール
・宿泊先:呉羽青少年自然の家
※宿泊施設と会場間の移動は専用バスを手配します。
- 参加者
富山県内及び近隣地域 (石川県、福井県、新潟県、岐阜県など)に在住または通学している多様な中高校生(注1)及び中高校生年齢 の方(注2)30名 ※定員を超えた場合は、抽選を行います。
注1:さまざまな言語的・文化的バックグラウンドを持つ方、多文化交流に関心を持つ方、自己表現にチャレンジしたい方、自分の殻を破りたい方、人とのコミュニケーションに自信をつけたい方など。
注2:14~19歳。専門学校、フリースクールやサポート校、夜間制学校や通信制学校、外国人学校やインターナショナルスクール、日本語教室及び学習支援教室などの在籍者を含む。
- 応募資格
以下の(1)~(4)のすべての条件を満たす多様な中高校生及び中高校生年齢の方
(1)富山県及び近隣地地域に在住または中学校、高等学校(全日制、定時制、通信制など)、高等専門学校、外国人学校、フリースクール、日本語教室や学習支援教室に通学していること
(2)原則として2024年8月8日に満14歳以上、19歳以下であること
(3)8月8日(木)~11日(日)のすべての日程に参加できること (部分参加は不可)
(4)日本語で簡単なやりとりができること(参考:1年以上日本語を勉強していることが望ましい)
- 参加費
5千円(食費、宿泊費込み)
※会場までの往復交通費は参加者がご負担ください。
※宿泊は、相部屋を原則とします。
- プログラム内容
参加者一人ひとりが持つ言語、文化、経験、個性を尊重し、それらを自由に、積極的に、そしてよりよく表現できるように、ファシリテーター(演劇や身体表現のアーティスト)が参加者に伴走しながら、以下の活動を行います。
- 参加者がお互いを知り、コミュニケーションをとり、仲良くなるためのシアターゲーム
- 参加者一人ひとりの経験や感性を表現するための演劇ワークやダンスワーク
- ペア、グループ、チームで話し合い、協力しながらパフォーマンス作品をつくって発表
※夜の交流タイムもお楽しみに!
- 申し込み方法
以下のフォームからお申し込みください。
6月30日(日)締め切り
- 主催
公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)、公益財団法人富山市民文化事業団、富山市
- 共催
北日本新聞社
- 後援
富山県教育委員会、公益財団法人とやま国際センター、富山市民国際交流協会
- 協力
NGOダイバーシティとやま、NPO法人アレッセ高岡、NPO法人富山国際学院、射水多文化子ども支援センター、黒部市国際文化センター、劇・あそび・表現活動 Ten seeds、南砺市友好交流協会、富山障害者芸術活動普及支援センターばーと◎とやま(その他申請中)
- 助成
公益財団法人三菱UFJ国際財団
スケジュール
1日目 | お互いを知るための活動(アイスブレーク)、お楽しみタイム |
---|---|
2日目 | 交流&創作活動 |
3日目 | 創作活動、発表会リハーサル、自主練習 |
4日目 | パフォーマンス発表会 |
※4日目(8/11)は参加者の家族、教師、地元の方々を招いた発表会を行います。
発表会の申し込みはこちらよりお願いいたします。
ファシリテーター紹介
演出家・舞台俳優
柏木 俊彦(メイン・ファシリテーター)
木野花ドラマスタジオ出身。2010年に第0楽章を設立。代表と演出を担う。2011年、日本演出者協会「若手演出家コンクール2011」優秀賞。2012年、京都舞台芸術協会プロデュース2012「演出家コンペティション」最優秀演出家に選出。プロデュース公演などにも、演出、俳優、ドラマターグなど様々なカタチで参加。地域プロジェクトや海外プロジェクトの企画運営、教育機関や福祉施設でのワークショップ活動など多岐にわたり活動。調布市せんがわ劇場演劇ディレクター。かなっくホールレジデントアーティスト。日本演出者協会副事務局長。
ダンサー・振付家
田畑 真希(メイン・ファシリテーター)
タバマ企画主宰。3歳からクラシックバレエを始める。更なる表現を追及するため桐朋学園短期大学演劇科に入学。様々なジャンルの身体表現を学ぶ。滑稽なまでにガムシャラに、ユーモアを散りばめながら丁寧に時間を紡ぐ作風に定評があり、国内外で活動。7ヵ国18都市にて作品を上演し好評を得る。近年は、インクルーシブダンスWSや作品創作、様々な世代を対象としたWSを展開し、性別、年齢、国籍、障がいの有無などの差異を超えて、誰もが楽しみながらできる身体表現の促進を目指し活動中。
舞台俳優・ティーチングアーティスト
森永 明日夏(メイン・ファシリテーター)
俳優座を経て、文化庁在外派遣研修生としてHBSTUDIOにて2年間研修。オバマ大統領から国民芸術勲章を受けたピンチョンが創設した、NYのピンチョン+カンパニーにティーチングアーティストとして所属。NYの公立学校、日系の補習校、プライベートクラス、日本では調布市せんがわ劇場、東京芸術劇場、世田谷パブリックシアター、パルテノン多摩、豊岡演劇祭フリンジ、NPO法人種のアトリエ、公益財団法人広島市文化財団アステールプラザ、広島大学附属三原小学校などでの実績がある。NY在住。
俳優
木本 千晴(サブ・ファシリテーター)
富山県黒部市出身。 9歳~児童劇団コラーレドラマキッズ所属。高校卒業後、舞台芸術学院ステージアーティスト科にて幅広い表現方法を学ぶ。卒業後は舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍。近年では文化庁巡回ミュージカル「ピーターパンとウェンディ」ティンカーベル役「シンドバットの大冒険」アンサンブルで出演。TVドラマ「それってパクリじゃないですか」レギュラー出演など。
舞台俳優、専門学校教員
長谷川 万葉(サブ・ファシリテーター)
宝塚歌劇団出身。2000年初舞台。青葉みちるの名で月組娘役として活躍。豊かな芝居心と表現力で老け役、悪役、三枚目からヒロインまで幅広く演じる。富山にUターン後は、富山市民プラザにてコンテンポラリーダンスのワークショップや市民参加型舞台、赤ちゃんとママのための広場事業を企画制作。2020年より県内の専門学校にて演劇的手法を使ったコミュニケーションの授業を担当。演劇教育について実践しながら現在も勉強中。その他ミュージカルソングの講座や高校合唱部のダンス振付・指導も継続的に行っている。グローバルドラマティーチャー1級。富山県在住。
パーカッショニスト
ヤマダ ベン(音楽)
舞台で音を奏でることの始まりは、教会の小さな鐘を鳴らすことにはじまる。奉納演奏や即興演奏に定評があり、吹く叩く鳴らす、色彩豊かな音を同時に扱う独自のスタイルで、生きた音を表現している。ジャンルを越え、幅広い分野との共演、さまざまなアーティストとのライヴやレコーディングに参加、多様性を重視した活動を行っている。
参加者の皆さまへ
本プログラムでは、ハラスメント防止について以下のことを約束いたします。
- 本プログラムの参加者に対して暴言、暴力、無視、威圧的な態度等の行為を取らないように細心の注意を払います。 また、差別に対しても同様に本プログラムに関わるすべての皆さんが「嫌なきもちになったり」「不安なきもちになったり」することがないように十分に配慮いたします。
- 問題がおこらないよう配慮することはもとより、問題があった場合にもTJF運営スタッフならびに管理者が責任をもって対応いたします。