シーレンジャーを始めたのが2年前の夏です。島の大きい祭りがありまして、そこでキャラクター・ショーをやろうって言うことで、わたしの2つ上の先輩からオリジナルのキャラクターをつくってもらえないかって話がきたんです。たまたま、私がバイトで「何とかレンジャー」とかそういうキャラクター・ショーを経験してたことがあったもんで、じゃあつくってみようかということになりました。
シーレンジャーをやっていちばんよかったのが、子どもたちに受けてるだけじゃなくて、それと同時におじいちゃん、おばあちゃんなど年齢層幅広く受け入れられてることです。悪役でオニヒトデっていうのがいます。沖縄ではサンゴを食べるっていうのでめちゃめちゃ問題になっているオニヒトデを悪役にしてストーリーをつくっています。海の生物についての知識を内容にとりいれてやっています。
これからですね、いろいろやってみたいことがありまして、実は、シーレンジャーでムービーをつくろうかなっていうのが、わたしの夢です。あと、自分が島でやってみたいなと思っているのは、島の子どもたちに夢をあたえていきたいなって。自分たちがシーレンジャーをやらしてもらったのもそうですけど、いろいろ自分がやりたいことを挑戦できる島なんですよね。こうやっていろんなことができるんだよっていうのを子どもたちに伝えて、子どもたちも自分のことを伸ばせるようなそういう環境を与えてやりたいなって思っています。
Q シーレンジャーって実のところ総勢何人なんですか?
10人前後ですね。ヒーローたちには、島の海に生息している魚の名前をつけています。えっと、まずレッドミーバイ。ミーバイっていうのは魚です。伊是名のことばです。ブラックもずく。グリーン・アーサー。あおさのことですね。ホワイト・サンゴ(周囲「(白いサンゴは)死んでるよ(爆笑)」)。ピンク・ホーミー。ホーミーっていうのは石にくっついてる貝の一種です。イエロー・アバサー。アバサーは、はりせんぼんのことです。で、悪役のオニヒトデ軍団が、わたしを入れて4名。今日、2人は、あの、腹痛でお休みです。Stomachache(笑)。イテテテテテ(笑)。あと、音響担当が2人くらいいます。
Q ジャッキー・チェンが好きだそうですが、どういうとこが好きなんですか?
6、7歳くらいのときに、はじめてアクロバットの映画をみたのが最初のきっかけで。バック転やったりとか、アクション見てすごいなと思って。最初にジャッキー・チェンから入って、カンフーアクションが好きになって、それからかれのつくる映画の内容も好きになりました。
Q ジャッキー・チェンのアクション、何かできますか?
あ、じゃあ、ちょっとだけ。(実演)
Q いろんなアクションをしてるみたいですけど、けがしてやめようかなって思ったことはないですか?
けがはたくさんあります。今も、実は、足ひねってます。ひじのあたりも、ブンブン、打撲ってますね(笑)。