11-006
維偉/長春市第十一高等学校 (中国吉林省)
Weiwei/Changchun No. 11 High School (Jilin, China)
维伟长春市第十一高级中学(中国吉林省)
本人が書いた文/Original text本人原文본인이 쓴 글
家の近くの公園を散歩する時、気持ちがとても楽になれます。風が吹いています。気分がすぐれています。
When I take a walk to the park near my house, I feel very relaxed. The breeze there makes me feel good.
在家附近的公园散步的时候,心情非常愉快。微风轻拂,心旷神怡。
家にいる時、好きなことができます。例えば、本を読むとか、ピアノ曲やセレナーゼ曲を聞くとか、とにかくいろいろです。これは愛情でいっぱい、大好きなみんながいる家です。
When I’m at home, I get to do whatever I want. For example, reading a book, listen to classics, and well, everything. My home is filled with love because my loved ones are with me.
在家时可以做自己喜欢的事情。比如说,看看书、听听钢琴曲和小夜曲什么的,总之很丰富。这是充满爱的家庭,这里有我最爱的家人。
私とネコです。ネコは抱かれることが嫌いで、不満な顔をしています。
My cat and I. My cat does not like being held, so it has a frustrated face.
我和小猫。小猫不喜欢别人抱它,一副不情愿的样子。
まず自己紹介をさせてもらいましょう。私の名は「ミミ」です。ちょうかわいいでしょう。
Firstly, let me introduce myself. My name is Mimi. Aren’t I so cute??
先做一下自我介绍。我的名字叫咪咪,超级可爱吧。
ミミはおいしい食べ物を食べるのが大好きです。ミミは私の1番の友達 です。
Mimi loves to eat good food. She is my best friend.
咪咪最喜欢好吃的东西。咪咪是我最要好的朋友。
  日本の皆さんへ
維偉と申します。文科を選んだ高校二年生です。女の子ながら泣くことが嫌なのです。素敵な顔をしている人ではないが、やさしい心を持っていると自分がこう思っています。スポーツは一番苦手ですけど、のんびりと散歩するのがとても好きです。うれしいことに、家の近くに公園があります。いつもそこを散歩しながら、自然を楽しんでいます。人間は自然に置かれた時、人生や生活についての考えることができて、恩返しの気持ちで自然を守りつづけることもできると思っています。そして、恩恵を受けるとともに、人間も科学や文学の分野に傑作を残していました。「自然とひとつになり、悲しみもなければ、寂しさもない。果てしない空を見て気持ちがさっぱりです。こんな生活いいなあ」と思っています。
   日本の文化に興味があります。だから、日本語を勉強するのを選びました。中日文化のあるところがよく似ています。もちろん、違ったところもあります。しっかりその同じところや違ったところを理解して、更に日本人の心の世界を知りたいのです。そのために、日本作家の文章もいろいろ読みました。ノーベル賞を受けた立派な作家、川端康成の代表作の一つ、「雪国」という本を読んだことがあります。まだよく分かりませんけど、日本人の心の鋭さを感じたような気がします。
   アニメも好きです。日本のアニメと言えば、「火影忍者」(「NARUTO」)というのが大好きです。主人公のセリフもはっきり覚えています。例えば、「俺はまっすぐ自分の言葉は曲げネー」(ナルト) 「人は大切な何かを守りたいとき、ほんとうに強くなれるものなんです」(白) 「何より許せないのは僕の親友を馬鹿にしたことだ」(チョウジ) そして、自分のことがロック・リーに似ていると思います。私も天才でもないし、いい頭も持っていない人です。しかし、母も先生も私にこう言ってくれました「あなたは確かに頭のいい子じゃない。けど、今までよく頑張りました」 失敗してしまったときも、あきらめようとしましたが、その話が頭に浮かぶと、最後まで頑張る勇気がだんだん湧いてきた。そして、やってみなければ必ずチャンスはないということが分かりました。努力すれば、本当に優れた人間になれるか、私も知りたくて確かめたいです。
   母も父も私の夢を叶えたい、それも両親の夢だと言えます。数年間以来、ずっと私を励まして、支えてくれました。家族の皆が大好きです。家族のそばいるのもうれしいことです。残念なことに、これをはっきり認識した時は、もう祖父がなくなったのです。七歳の時、祖父が事故で私を離れてしまいました。まだ何も分からない私が「死」というのは遥かなことだと思って、その本当の意味も知らなくて、悲しみもほとんどありませんでした。ようやく「永遠の別れ」と、何を意味するのか分かった時、昔のわけの知らない自分を苛んでいました。そして、その時から、家族を何より大切にしています。家には猫が一匹います。かわいくてたまらないです。もう家族の大切な一員になりました。
   あと一年間、大切なテストを受けます。皆がそれぞれの目指すもののために助け合い、頑張ります。どんな未来の絵が描けるかまだ分かりません。知っているのは自らの手で道を切り開くことです。
   これが私です。皆と同じように、生活を心から愛して、すばらしい生活を望んでいる高校生です。

   「であい」の主人公の紹介を見て、きれいに咲いた花のようなみんなの笑顔に感動しました。みんな自分に自信のある目をしているのもいいなと思いました。かれらにくらべて、わたしは自信もないし、劣等感を感じることさえある自分がはずかしくなります。こんな自分を変えたいと思って、学校の活動には積極的に参加するようにしています。まえに学校の日本語スピーチコンテストに参加したとき、表面上は落ちついているようなふりをしていたのですが、ずっと足がふるえていたのを覚えています。もう高校2年生なのに、なんでこんなに気が小さいんでしょう?
   でも、人は欠点があるから成長できるのです。不安になると自分に、「大丈夫、あなたならできる」って言いきかせます。そうです、わたしはできるのです。そう考えて、一生けんめいやれるだけやってみたいと思います。「であい」の主人公たちは、もう自分の将来の夢を見つけています。俳優になりたい人もいれば、獣医になりたい人もいます。どれもすばらしい夢です。わたしにも夢があります。はじまったばかりで、これからどうなるかわかりませんが、きっとすばらしいものになると信じています。自分の道、自分にあった生きかたを選んで、後悔しないよう、前に向かって進んでいきます。

  To the people of Japan
My name is Weiwei. I’m a second year student in humanities in high school. Even though I’m a girl, I hate crying. I’m not a person with a lovely face, but I think that I’m very kind-hearted. Sports are my biggest weak spot, but I love taking leisurely walks. I am glad there is a park near my house. Whenever I go walking there, I can enjoy nature. I think that when humans were put into nature, they can think about their lives and their lifestyles, and, out of a feeling of gratitude, continue to protect nature. And, along with receiving the benefits, human beings leave masterpieces in the fields of science, literature, and others. I think “becoming one with nature, your sadness and loneliness will vanish. Looking at the endless sky will refresh your mind. Living like this is good.”
      I’m interested in Japan’s culture. That’s why I chose to study Japanese. It really resembles parts of Chinese culture. Of course, there are places where they differ too. Not only understanding those things that are the same and the things that are different, I also want to know about the world of the heart of the Japanese people. I read Yukiguni (Snow Country), one of the masterpieces of Kawabata Yasunari, who received the Nobel Prize for Literature. I don’t fully understand yet, but I think I could feel the sensitiveness of Japanese people.
      I like anime. As far as Japan’s anime is concerned, I like Naruto the best. I can clearly remember the main character’s lines. For example, “I won’t break my word so easily.” (Naruto) “When a person has something precious to protect, that is when they can become truly strong” (Haku) “The one thing I can’t forgive above anything else is if you make fun of my friends.” (Choji) Also, I think I resemble Rock Lee in a way. Like him, I’m not a genius, and I don’t have a good looking face. But, my mother and my teachers always tell me “You’re probably not a smart kid, but up until now, you’ve done your best.” Even when I fail, I may feel like giving up, those words come to mind, and the courage to try my best until the end quickly springs up inside of me. Also, I understand that if you don’t try your best, there surely won’t be a chance. I want to see if I can become an excellent person if I put forth all my effort.
      Both my mother and my father want my dreams to come true. That’s what you could call the dream of parents. Over the years, they’ve always encouraged and supported me. Everyone in my family is precious to me. As long as I’m near my family I’m happy. The unfortunate thing is that by the time I clearly realize this, I had already lost my grandfather. When I was seven, my grandfather left me in an accident. I didn’t understand anything then. I thought “death” was just a far away place. Not knowing the true meaning of that word, I wasn’t very sad at all. When I finally understood the meaning of “gone forever,” I blamed myself that hadn’t understood then. And, from then on, I treasured my family more than anything else. I have one cat at my house. It’s a very cute and intolerable cat. Already, Mimi (my cat) has become a precious member of my family.
      In one year, I’ll be taking a very important test. For the sake of our own goals, everyone’s been helping each other out and doing our best. What kind of picture the future will paint is still undecided. All we know now is that the road before us will be opened with our own hands.
      This is me. Just like everyone else, I’m a high school student who loves life and just wants a beautiful life.
 致日本朋友
    我叫维伟。高中二年级文科班的学生。虽然是女孩,却很讨厌哭鼻子。我觉得自己长得不算漂亮,但有一颗善良的心。不擅长运动但喜欢悠然散步。令人高兴的是,我家附近就有个公园。我经常在那儿一边散步,一边享受大自然。我觉得置身于大自然中时,可以思考人生、生活,并以一种回报自然的心态去保护自然。而且,接受恩惠的同时,人类在科学和文学等领域也留下了很多杰作。我在想,“与自然合为一体,就没有悲伤和寂寞。望着无边无际的天空,心情豁然开朗。这样的生活该多好啊。”     我对日本文化很感兴趣,所以选择了学习日语。中日文化中有些地方非常相似,当然也有不同之处。我想通过充分了解文化的异同,从而更加了解日本人的内心世界。为此,我也看了不少日本作家的作品。比如说,诺贝尔文学奖获得者,著名作家川端康成的代表作之一《雪国》。虽然我还不是非常了解作品的含义,但仍感受到了日本人内心的敏锐。
    我也很喜欢漫画。日本的漫画中,我最喜欢《火影忍者》(NARUTO)。主人公的台词至今记得很清楚。比如说,“俺はまっすぐ自分の言葉は曲げねー(我绝对说到做到!)”(ナルト);“人は大切な何かを守りたいとき、ほんとうに強くなれるものなんです。(当一个人想保护什么重要的东西时,他就会变得很坚强。)”(白);“何より許せないのは僕の親友を馬鹿にしたことだ。(绝不容忍轻视好友的行径。)”(チョウジ)。此外,我觉得自己和ロック・リー很像。我也不是天才,也没有聪明的头脑。然而,妈妈和老师都这么对我说“你虽然不是那么聪明,但是一直都很勤奋。”因失败而即将放弃的时候,一想起这句话,就会使我鼓起坚持到底的勇气。同时,我也明白了一点,不尝试一下的话就不会有机会。我很想知道,很想验证一下,如果努力的话真的可以成为杰出的人吗?
    父母都很支持我的梦想,这也可以说是父母的梦想。多年来,他们一直鼓励我支持我。我喜欢我的家人,家人在身边时觉得很开心。遗憾的是,当我清楚地认识到这一点时,我的爷爷已经去世了。七岁那年,因为一场事故爷爷离开了我们。对于还不懂事的我来说,“死”是很遥远的事,不了解它意味着什么,因此也没有太多的悲伤。终于明白了“永久离别”的意思时,不禁为过去自己的不懂事感到自责。于是,从那以后,家人对我来说比任何事物都重要。家里养着一只猫,可爱得不得了。它已经成了家里的成员之一。
    还有一年就要参加一个重要的考试。大家都为了各自的目标互相帮助,共同前进。我们不知道未来会是怎样一幅画面,但知道要用自己的双手去开创道路。
这就是我,和大家一样真心热爱生活,向往美好生活的高中生。

看到「であい」主人公的介绍时,很快被那一张张那花般灿烂的笑脸打动。也很欣赏他们的自信的眼神。相比之下,自己感到有些惭愧。并不是一个很有自信的人,有时甚至会产生自卑感。很想改变这样的自己,所以积极参加学校举办的活动。记得有一次参加校日语演讲比赛,表面上故作镇静,腿却一直在发抖。都已经是高二的学生了,怎么还如此胆小呢?
    不过,人正因为有缺点才会有进步。每当心里动摇的时候,就会对自己说:“你也可以的,你能行。”是的,我能行。这样想着,带着十足的干劲努力去。我还看到「であい」的主人公们已经寻找到了自己的梦想。有人想当演员,有人想成为兽医…都是很美好的愿望。我也已经有了自己的梦想,梦只是刚刚开始,未来究竟怎样,现在无从知晓,但我知道会精彩。选择属于自己的路,选择适合自己的生存方式,向前走,不后悔。

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