海の向こうには大きな国があります。大きな国には小さな私がいます。紫杉と申します。あなたたちと同じ、黒い髪と黒い目を持っています。その上に私には、光のような顔と秋のような心を持っています。
四季には私の一番好きなのは秋です。秋になると、天気が涼しくなります。私は一人で林の中を散歩するのが大好きです。私の以外は誰もいません。この林が全部私のものであったような気がします。いや、私はこの林のです。心は葉の落ちているうちに自然に溶けてしまいました。大声で叫んでもかまわない。踊ったり、歌ったりして、私は自然の子になりました。空に向いて、光は毎秒三十万キロのスピードで太陽の挨拶を私に届けます。光は葉と葉の間から差し込んで、私の顔はおうごんのようです。明るく笑っています。太い松を回して、一生懸命走って、枯れた葉を踏んで、私の心はもう鳥のように空を飛んでいきました。
海の向こうにあるあなたたちの国は私にとってあまり詳しくありません。私はあなたたちの顔を見たい。鳥の鳴き声を聞きたい。いろいろな宝を発見したい。例えば、富士山の頂上には空じまががあるか。甲子園で試合をしている少年はどんな夢を持っていますか。
日本の海と中国の海は兄弟です。私たちは同じ黒い髪と黒い目を持っています。私はあなたたちと仲良しになりたいです。あなたたちの夢を私に教えてください。果てしなく遠い場所に私はあなたたちに向いて笑っています。