皆様、こんにちは。初めまして、どうぞよろしくお願いします。私は甘泉外国語中学、高校一年の厳偉と申します。「TJF」が私に自己紹介の機会をくださって、ここで感謝しております。
まず、私の勉強生活から話します。私は学校でちょっと有名なもので、先生方はみんな私のことを知っています。それはなぜかお分かりですか。その理由は私の日本語のレベルが学校では割りと高くて、日本人を接待することはしばしばです。ですから、たくさんの先生方と一緒に「仕事」をしたことがあります。このことから見れば、すべての必修科目の中では、私は日本語が一番得意です。わたしは日本語が大好きで、つねに、日本語らしい日本語が話せるように、たくさんの時間をかけて、意味の近い文法と単語の違いを研究しています。日本語と縁があるか、あるいは日本と縁があるのではないだろうかと思っています。将来はいつか機会があったら、ぜひ日本の各地へ行って日本の美しい景色を見てみたいです。今年の三月、日本文部省によりまして「日本語能力試験一級」の書証をいただきました。通訳試験に参加する意志がもっと強くなりました。それで大学に入って、また日本語を専門として習うことを決めました。私の一生は日本語と一緒に過していくことになるでしょう。
学校での仕事と言えば、私は日本語に関してのほとんどの活動に参加しています。日本代表団を接待する責任者の一人として、いろいろな仕事をしたことがあります。例えば、日本代表団を歓迎する歓迎会の司会者をすることや、生徒代表として挨拶をすることなどがあります。こんな仕事が大好きです。でも、この仕事もくれぐれも甘く見てはいけません。私にとってはかなりのチャレンジです。
例えば、ある日私はまた生徒代表として挨拶することが先生に頼まれました。生徒代表として挨拶することはわたしにとって初めてではありませんが、今度はやはり緊張していました。なぜかというと、相手は「日本」高校生代表団です。日本を代表して、わが校を訪れます。つまり、私は学校の生徒代表だけでなく、中国人高校生の代表をしています。ですから、もともと普段の挨拶は困りませんが、その時はもっとも私を困らせることになりました。私はすぐにペンと紙を出して、挨拶の内容を書き始めました。書き終わって、後は何度も何度も直して、第八回目でやっと満足しました。内容を書くのは苦労しましたが、この後のことと比べれば、一番の苦労とは言えません。原稿が終わった後、私は直ちに日本語研究室に行って日本人先生をお頼みして、発音の問題を直していただきました。一度、二度、三度...ずっと読んで絶え間なく、発音を改善しました。先生は私のまじめぶりをご覧になって、ご自身も熱心に指導してくださいました。面倒なのを嫌がらないで私の発音を直してくださいました。数限りない練習を通じて、私の発音はとても上手になりました。ついに、挨拶の日が来ました。この何日かの努力は日本人高校生に中国人高校生のいいイメージを持ってもらうためのものです。私はゆっくりと台に上がって、真ん中に立ち、皆に深々とお辞儀をしました。「皆様、こんにちは。」と自信を持って言いました。「こんにちは。」と台の下の日本人高校生も日本語で返事をくれました。そして、私の挨拶が始まりました。台の下の日本人高校生の驚いた目付きと先生の頷きと微笑みは私を自信いっぱいにさせました。しばし鳴り止まない拍手に中で私の挨拶が終わりました。こんな拍手を聞いて、泣きそうなほど感動しました。これこそ、努力の結晶です。先生の「素晴らしい」という言葉は今回の仕事にピリオドを打ちました。おもしろいでしょう。外にホームステイなどの活動もあります。たくさんの日本人の友達ができました。
私の特技は横笛を吹くことです。皆様は横笛を吹いてみたことがありますか。横笛はわが国の民族楽器の一つで吹いている音は快く響いて、活気に富んでいます。外で吹くのに適していて、音が遠くまで響き渡っていいです。初めは、横笛を吹いて音を出すことが難しいですが、努力によって、できるようになりました。わたしの横笛のレベルがもう六級になりました。ちょっと難しい曲も吹けます。何度か、学校の祭りで演奏したこともあります。横笛を吹くのが人格を陶冶することすることができて、私を忙しい勉強生活の中から引き出して、「静か」にしてくれます。こんな競争が激しく、スピードの速い社会では本当の「静か」を得ることは片時たりとも贅沢です。でも、横笛がそれを実現してくれました。ですから、私はよく横笛を吹いて自己陶酔します。皆様はきっと「女子十二楽坊」をご存知でしょう。その中の一員は横笛で演奏するのです。そんな澄んでいて快い音は横笛から出たのです。素晴らしいでしょう。もし、機会があったら、ぜひ皆様と一緒に横笛の綺麗な音を分かち合いたいと思っています。一緒に「静か」なところに行きましょう。
「この世界ではありえない事はない」ということを深く信じていて、私の来日の同じです。お会いする日をお待ちしております。