わたしはとても明るくて活発な女の子だと思います。小さいときから今までたいした悩みもなく、両親にかわいがられて育ちました。超シアワセな女の子といっていいと思います。
   ふだんは、はやりの音楽を聞いたり、街をぶらぶらするのが好きです。ときどきちょっとおしゃれをするのも好き、たまには友だちとパーティを開いて気分転換します。
   わたしはとても仲のいい家族のなかで育ちました。わたしをとてもかわいがってくれる父と母、それに6歳年上の兄がいます。
   母はとてもやさしい人です。わたしは小さいころ、重い病気にかかり、毎日注射をし、薬を飲まなければなりませんでした。母はわたしのためにすべてを投げ出し、死神からわたしを救ってくれました。当時、母はほとんど毎日のように涙を流し、日に日に弱っていくわたしを見て心を痛めていました。でも、最終的には、「一心岩をも通す（心をこめていっしょうけんめいにやれば、どんなことでもかなう）」というように、母が一生懸命看病してくれたおかげで、元気になりました。見てください。今のわたしはこの通り元気です！
   父との間にも思い出になるおもしろいできごとがたくさんあります。うちは女の子がわたし一人なので、家族みんながわたしをかわいがってくれます。いつも厳しい顔をしている父も、いたずらっ子のわたしにはお手上げです。小さいころ、父はよくわたしを自転車にのせて学校へ送ってくれたり、わたしにひげを抜かせてくれたりしました。そのころは、いろいろ気にくわないことがあっても、父になだめられるとなぜかいい子になって言うことを聞いていました。
   小さいころ、わたしの家は農村にありました。村のあちこちに青々とした水田があり、魚の養殖をしている池もたくさんありました。当時、兄はよく、生まれてまもないわたしをつれて養殖用の池で魚をとったり、溝でおたまじゃくしを捕まえたりしました。母は兄に、妹はまだ小さいのだから水のあるところに行ってはいけないと言いましたが、わたしと兄はまったく言うことを聞きませんでした。幼いながらもとても反抗的な子どもだったのでしょう。わたしはいつも兄といっしょにこっそり家をぬけ出していました。ほんとうに楽しかったです。
   今ではわたしも成長して、いろいろ変わりました。勉強のストレスがすごくたまって、発散したいときもあるのですが、どうしていいのかわかりません。気持ちが晴れないときは大声で歌ったり、いっしょうけんめい運動したりします。わたしは小さいころから踊るのが好きです。ダンスは一番の趣味で、人に自慢できるものです。
   日本は何度か行ったことがあって、大好きなところです。自然が美しいだけでなく、人がみんな親切です。兄がおもしろいところにたくさん連れていってくれました。いちばん忘れられないのは東京ディズニーランド、まるでパラダイスのようでした。ほんとうにすばらしかったです。
   わたしは旅行が大好きなので、世界中をまわって、いろんな国の人たちと友だちになるのが夢です。大空を自由に飛びまわる小鳥のように、自由に気ままに暮らしたいです。
   これがわたしです。ひとりの「平凡なわたし」です。