┌[参加者募集]───────
●【5/12〆切】日韓のことばを学ぶ中高生交流プログラム、「SEOULでダンスダンスダンス2017」募集中!
⇒ http://sfml.jp/?c=2592627&o=0031000000f78hzAAA&v=ec79fce2
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わやわや 2017年3月15日
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◆◆ ときめき取材記
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TJFは昨年、学生が取材しまとめた記事を掲載するウェブページ「ときめき取材記」をオープンしました。「くりっくにっぽん」で行っている一連のプロセス「テーマをひとつ決めて、そのテーマに関連する複数の人にインタビューし、記事にまとめて発信すること」を学生に体験してもらいたいと考えたのです。
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AC部だから作る
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「キモカワ」ということばのなぞを解き明かそうと、武蔵野美術大学(ムサビ)の留学生がアーティストにインタビューする企画、第三弾! 今回は、ムサビの先輩であり、今注目されている映像グループ「AC部」を取材しました。隠したい自分を前面に出したときに現れるおもしろさに目覚めたAC部メンバー。「カワイイ」と「気持ち悪い」の境界を攻めるアグレッシブな表現活動に迫りました。
⇒https://www.tjf.or.jp/tokimeki/musabi/2016/09/20/39/
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◆◆ スタッフのつぶやき
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先日、マレーシアの華僑4世であるLaLaさんのアート・プロジェクトの実践報告を拝聴してきました。アートを通じて移民の若者たちをエンパワメントするのがプロジェクトの目的で、今回は日本に暮らす移民の若者との取り組みを英語で報告し、参加者とディスカッションを行いました。
LaLaさんによると、マレーシアでは、学校運営と授業で使用する主要言語によってマレー語学校、中文学校、タミール語学校に分れており、いずれも国が定めたカリキュラムを採用し、国語であるマレー語のほか、英語が必須科目となっているそうです。
中文学校で教育を受けたLaLaさんは中国語、英語、マレー語の三つを流暢に話せます。この日は英語で報告され、私とは中国語で会話を交わしました。本国においても学術的な交流では主に英語で、市井の人たちとはマレー語で、華僑仲間では中国語でコミュニケーションをとっているそうです。こうした多言語同時使用はマレーシアでは珍しいことではないそうです。
そんなLaLaさんが日本で驚いたことは、ダブルリミテッド(両方の言語とも中途半端の状態と思われている人)という考え方が存在することだそうです。彼女の中でのいろいろな言語の能力は一様ではありません。中国語で書くのは苦手と私におっしゃっていました。
でも、彼女は自分の凸凹な言語能力を誇りにこそ思っているが、ダブルリミテッドというふうに否定したことはないそうです。それなら私の場合、ダブルリミテッドどころか、三つリミテッド、五つリミテッドと言わないといけないのね、と冗談を飛ばしていました。
日本ではとかく、二つ以上の言語を「完璧」に使いこなせる人を特別視する傾向があるように思います。また、英語もままならないのに他の外国語を学ぶなんて無茶だと、順番に習得しないといけないと考えている節があります。日常的に複数の言語を使い分ける必要がない環境にいるからでしょう。
私が思うに言語は生ものです。母語ですら長く使わないでいると錆びます。苦労してある程度身につけた外国語はいうに及ばずで、意識してその力を維持したり高めたりする活動を怠ると途端にその能力が低下します。逆に必要に迫られると新しいことばであっても学習能力を発揮します。学ぶ順番もあまり関係ないのです。
外国語は使う必要がないのになぜ学ぶ必要があるのか。それは多分、必要なときに備えて学ぶ力を磨くためでしょう。若いときにタイプの異なる複数のことばを学ぶ経験は、ことばの学習能力そのものを高めるのではないでしょうか。複数を学んでどれも中途半端という考え方よりも、どれも発展途上で、学ぶ意欲と学ぶ力さえあれば、いつでも高められる可能性を秘めている、と思いたいですね。(長江春子)
===〔お役立ち情報〕=====
他団体が主催する、参加者募集中のイベントをご紹介します。
詳細は、各団体にお問い合わせください。
●【受講生募集】北京語言大学東京校公開講座「中国語教室」〔主催:北京語言大学東京校(東京)、毎月第4土曜日14:00~17:00、初回4/22(土)〕
講師はすべてネイティブの教員、中国語学習歴ゼロまたは初級者の方対象の講座です。高校生無料、社会人1,000円/1回。
⇒ http://www.blcu.jp/chinese-classroom
●【参加者募集】東京外国語大学オープンアカデミー講座「音声学に基づいた発音教育」〔主催:東京外国語大学、4/12~7/5、東京外国語大学府中キャンパス〕(有料)
⇒ http://www.tufs.ac.jp/common/open-academy/course/list/education/index.html#b
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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