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┌[告知]───────
●『外国語学習のめやす―ロシア語教育用―』のPDFを公開。全篇215ページを無料でダウンロードできます。
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わやわや 2016年4月20日
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◆◆ おいしい話あります!
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◎ たけのこを使ったタイ料理「ゲーンキョウワン(グリーンカレー)」
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春になると、たけのこをはじめ山菜が野山で一斉に芽吹きます。旬の新芽を料理していただくと、元気をもらえるような気分になりますね。
特に食べごろの期間が短いたけのこは、土から掘り出して皮をむいたときのぷうんと匂ういい香りと、しゃきっとした食感が、日本人にとってたまらなく春を感じさせてくれる食べものです。
実はイネ科の植物である竹は、温暖で湿潤な地域に広く分布し、世界中に1000種類以上あるともいわれていますが、たけのことして食べられる種類は限られています。
日本にも70種類ほどある竹のうち、食べられるのは孟宗竹(もうそうちく)や淡竹(はちく)、寒山竹などほんの数種類。地方によってよく食べられている竹の種類と食べごろの時期が違っています。
関東地方では3、4月頃から太くて香りと味のよい孟宗竹、近畿地方では4月末から5月にかけてえぐみの少ない淡竹、東北や北海道、信越、山陰地方では5月から6月にかけてほっそりとして歯ごたえのよい姫竹(根まがり竹)が出回ります。九州など西日本に分布するほのかな甘みのある寒山竹のたけのこはもっと遅くて、食べごろはなんと5月から8月にかけてです。
さて、たけのこは海外では中国のほか、タイやミャンマーなど東南アジアでも食用としてポピュラー。メンマの材料として使われる麻竹(まちく)のたけのこはよく知られています。タイ料理では、たけのこに似た食感のマコモダケという食材も使われます。ただし、これは竹とは違うイネ科多年草の新芽です。麻竹やマコモダケは、日本では「グリーンカレー」の名で知られるゲーンキョウワンというタイ料理の具としてポピュラーです。
麻竹のたけのこやマコモダケは、日本のたけのこと同じく、1年中食べられるように水煮にした缶詰などで売られていたりするのですが、日本人と同じで、タイの人たちもフレッシュなたけのこがお好きなよう。昨年春に八王子のタイ寺院で行われたお祭りソンクラーンに参加したのですが、裏山にたけのこが生えているのを見つけた彼らが、とてもうれしそうな顔をしていたのを覚えています。
せっかくの旬のシーズンですので、フレッシュなたけのこで、ぜひグリーンカレーを作ってみてください。
グリーンカレー(ゲーンキョウワン)レシピ
【材料】4人前
鶏肉(ももまたは胸)......角切り 300g
ココナツミルク......1缶(400ml)※ココナツミルクのパウダーでもよい
グリーンカレーペースト......大さじ1(辛いのが好きな方はもっと多めに)
たけのこ......120g(食べやすい大きさにカット)
なす......3本(一口大にカット)
バジルの葉......30g程度
ナンプラー......(ニョクマムやしょっつるなど、他の魚醤で代用可)大さじ2
きび砂糖......大さじ1(なければ白砂糖でもよい)
赤パプリカ(または赤ピーマン)......半個(飾り用。細切り)
ごはん......お好みで好きなだけ
【作り方】
1. 鍋にココナツミルクを全体の1/3程度入れ、中火でグリーンカレーペーストを香り立たせながら少しずつ混ぜて溶かしていく。
2. 1に鶏肉を加え、グリーカレーペーストにからませながら火を通し、火が通ったら残りのココナツミルクを加えて熱する。
3. 2にたけのこ、なすを加えて、5分ほど煮る。続いてナンプラーときび砂糖を加えて、味を調節する。
4. 3にバジルの葉をちぎって加え、ひと煮立ちさせる。
5.底厚の皿に4を入れ、パプリカ(または赤ピーマン)、バジルの葉を飾り、ごはんを添えてできあがり。
〔文・レシピ:青木ゆり子(各国郷土料理研究家・世界の料理情報サイトe-food.jp運営)〕
▼ インターネットラジオ「ごちそうリミックス」
今回紹介した「ゲーンキョウワン(グリーンカレー)」を作るときのワンポイントアドバイスや世界のたけのこ事情について話を繰り広げています。
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▼ iTunes「ごちそうリミックス」番組ページ
https://itunes.apple.com/jp/podcast/gochisourimikkusu/id1076774250?mt=2
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◆◆ りんご記念日応援団
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小説の挿絵、絵本で独特の世界をもつ画家の村上豊さん。20代で国の招待を受け中国を訪問したときの体験です。中国に足を踏み入れた村上さんが感じたのはどんなことでしょう?
▼写真や映像に頼らず「目で見て頭に残る旅」をしようと決意した中国での体験
http://tjf.sakura.ne.jp/ringokinenbi/#/09/30/ym20160930/
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◎今月のりんご記念日☆
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4月1日 おもろかったらええやん/チャド・マレーンさん
⇒ http://tjf.sakura.ne.jp/ringokinenbi/#/04/01/cm20140401/
4月2日 新たな一歩/川村 一志さん
⇒ http://tjf.sakura.ne.jp/ringokinenbi/#/04/02/u1422328923/
4月5日 隣語と出会い、世界に羽ばたけ!/金子 史朗さん
⇒ http://tjf.sakura.ne.jp/ringokinenbi/#/04/05/sg20150405/
4月10日 気がつけばカニャクマリ/いしおか ひろみさん
⇒ http://tjf.sakura.ne.jp/ringokinenbi/#/04/10/l1425281594/
4月13日 初心に返れる日、私の原点/宮川 咲さん
⇒ http://tjf.sakura.ne.jp/ringokinenbi/#/04/13/p140413/
4月21日 外国語を学んで得したこと/古田 富建さん
⇒ http://tjf.sakura.ne.jp/ringokinenbi/#/04/21/y20140421t/
4月24日 隣語が好きで良かった♪/Kazuさん
⇒ http://tjf.sakura.ne.jp/ringokinenbi/#/04/24/k20150424/
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◆◆ スタッフのつぶやき
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ここだけの話ですが、最近、ロシア語の勉強を始めました。大学時代に(一応)やっていたロシア語。TJFが昨年、日露交流を始めたのを機に、これを逃したらもうやることはないかも......と思ったのです。
もともとインプットされたもの自体多くなかったので、こんなに忘れて、という落胆はありません。でも、たまに覚えているものがあります。きっとよく使っていたんですね。例えば、Я всё забыла.(すべて忘れてしまった)。書きながら情けなくなりました。それにしても大学のとき以上にインプットされる量は少ないです。覚えた状態を持続できません。
大学時代は見るのも聞くのも嫌でしたが、卒業してからロシア語の響きの美しさに聞きほれるようになりました(私は巻き舌も上手にできないんですけどね)。
めざすはドストエフスキーを原書で読むこと! むちゃくちゃです。大学時代、ロシア文学の翻訳で著名な原卓也先生が、『罪と罰』でラスコーリニコフが罪を犯すときに使われている動詞について熱く語っていたのを今でも思い出します。
なぜ接頭語пере- がついている動詞を使ったのか。だから、ここの訳はこうなるんだ......。ことばのおもしろさ、奥深さを感じました。じゃあ、そのときにもっと勉強すればよかったじゃないかって? ごもっともです。(千葉)
===〔お役立ち情報〕=====
他団体が主催する、参加者募集中のイベントをご紹介します。
詳細は、各団体にお問い合わせください。
●「高校生K-POPスピーチコンテスト」【5/9〆切】
〔主催:帝塚山学院大学リベラルアーツ学部(韓国語・韓国文化専攻)〕
⇒ http://www.tezuka-gu.ac.jp/topics/university/index.php?c=topics_view&pk=1459990803
●獨協大学外国語教育研究所 第6回公開講演会
「社会言語学が言語教育と言語学習にもたらしたもの―この25年を振り返って」
〔主催:獨協大学外国語教育研究所、4/28(木)、アルカディア市ヶ谷〕
⇒ http://www.dokkyo.ac.jp/event/detail/id/4820/odir/ka_amanoken/
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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