くりっくにっぽん活用術

制服をデザインしてみよう!(協力:JTA)

執筆:仁川大学 東アジア国際通商学部日本通商学部招聘教授 岩間晶子

話題/目標:さまざまな文化背景の人と交流する、他教科とつながる、学校生活、教室の外とつながる、気持ちや考えを伝えあう、自分・自文化と比べる、衣とファッション

2015.4

文字サイズ+拡大 ±標準
  • プリント

キーワード:・読み・発表・制服・デザインする・初級~
1)制服についての記事を読み、テーマへの理解を深める。
2)自分で制服をデザインし、発表する。

目 標

です形や簡単ない形容詞を使って、自分の理想の制服の
デザインをクラスのみんなに伝えることができる。

対 象 初級レベルの高校生や大学生
日本語レベル 初級レベル(です・では(じゃ)ありません、あります・ありません(ないです)の既習段階)
準備するもの
関連記事

手順

1. ワークシート1を配付して、プリントを一緒に読む。分からない言葉を教師が手助けをしながら理解を深める。

2. アクティビティの前まで読み終えたら、みんなの学校の制服はどうか、日本語で尋ねる。
例)教師:高校の制服のスカートはどうですか。長いですか。短いですか。
生徒(学生):長いです。ブラックです。
教師:あ、ブラック、黒いんですね。(黒板に色を書く)
教師:あなたは制服が好きですか。
生徒(学生):はい、好きです。いいえ、好きじゃありません。

3. アクティビティをすることを予告する。
教師:あなたは制服のデザイナーです。あなたが、制服をデザインします。

4. TJFのくりっくにっぽんの記事「Seifukuを
世界へ!」にある写真を見ながら、シャツ、スカート、無地、チェック、リボン、ピンク、ベージュ、など、デザイン時に必要そうな単語を板書しながら確認していく。確認するときは、「かわいいですか。」「すきですか。」など問いかけながら、会話を膨らます。

5. 日本の制服のデザインや、個々の製品や色の名称を4で確認したら、ワークシートの最後のページを見るように指示し、これまで出てきた単語や文法をもう一度確認する。

6. 「みんなでデザインコンテストをしましょう!」といいながら、各自がデザインの口頭発表を行うことを予告し、教師が手本を見せる。
例)これは私の制服です。シャツとスカートです。リボンがあります。シャツは白い(ホワイト)です。長いです。リボンは赤いです。・・・ありがとうございました。等

7. ワークシート1に従って、シャツやズボン、スカートなどを選びながら、デザインを選ぶ。その後完成デザイン図を四角い枠の中に描き、色を塗る。発表する原稿を絵の隣や用紙の裏にメモしながら(発表のとき確認できるように)準備する。

8. みんなで発表会を開く。ワークシート2を発表者の数に合わせて配る(発表者6人なら、一人あたり6個のデザイン画が描けるように)。
それぞれのデザイナーの作品を聞きながら、ワークシート2に色やデザインを書き込んでいく。
(聴く集中力を育てるのと、質問があったら聞けるように。教師の評価用に使ってもよい。)

9. 順位をつけたり、順位はつけずにみんなを褒めあう等、クラスの雰囲気や形態に合わせて、交流と内容の確認を深めた後、授業を終了する。

生徒の作品

gakusei01.jpg

gakusei02.jpg

gakusei03.jpg

gakusei04.jpg

gakusei05.jpg

gakusei06.jpg

gakusei07.jpg


文字サイズ+拡大 ±標準
  • プリント

Page Top