くりっくにっぽん活用術

興味のある行事について調べよう

執筆:ファンヘジン(クォンソン高校)

話題/目標:ことば、協働力を身につける、文化を捉える視点を身につける、自分・自文化と比べる、行事

2014.11

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1. 日本の年中行事について理解し、韓国の年中行事と比べてみる。
2. 日本語で日にちの表現が話せる。

目 標

1. 日本の年中行事について理解し、韓国の年中行事と比べてみる。
2. 日本語で日にちの表現が話せる。

対 象 高校2年生、35人
日本語レベル 初級
準備するもの

手順

1. 日にちの読み方を教える

 月:数字に「がつ」を付ける。

 日にち:「わにの群れ」の歌に合わせて1日~10日、20日の読み方を教える。

2. 日本の年中行事に関するハンドアウトを使って簡単に紹介し、 調べる年中行事ごとにグループを分ける。

3. 各グループで担当する年中行事の意味と由来、行事の具体的な内容、関連する飲食物などをインターネットで調べる。

4. 生徒は調査した内容を基にしてPPTとハングルファイルで紹介する資料を作成する。

5. 調査が終わったら、各年中行事についてグループごとに発表する。教師は発表された内容の中で付け加える部分を説明し、生徒たちはタスクシートに発表内容をメモする。

6. くりっくにっぽんの年中行事の写真を見ながら各写真がどんな年中行事に関わる写真であるかを当て、年中行事の意義について話す。

7.くりっくにっぽんの記事に表記された日にちを見て、日本語でその日にちを話してみる。

生徒の反応 良かった点

  1. 日本のサイトを見ることが初めてで、とても新鮮だった。
  2. 自分の知っている言葉を記事の中で見つけるのが楽しかった。
  3. 授業で学んだことを生かしてその場で確認出来るのが良かった。
  4. NAVERなどの韓国のサイトで検索できる写真とは異なる写真が見られて良かった。


生徒の反応 悪かった点

  1. 写真の数が少ない。
  2. お正月などの年中行事に関する記事がない。
  3. 写真だけでなく、実際行った動画やニュースなども載せてほしい。
  4. 漢字が多い。もっと分かりやすい言葉を使ってほしい。



目標の達成度

  1. 日本の年中行事についての目標は期待した以上に達成したと思うが、韓国の年中行事との比較は全然達成できなかった。
  2. 教科書だけで教えるよりくりっくにっぽんを活用して練習したほうが生徒たちの積極的な参加が見られる。

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