校則
こうそく
교칙（校則）
校則とは学校運営上の内部規律で、学校の秩序維持や児童・生徒の安全で快適な学習環境を確保するために各学校において制定されるきまりである。
例えば登下校の時間や、服装《→制服》、校内生活の約束ごと、届け出の仕方などが書かれている。中には「頭髪」に関する規定や「運転免許取得の禁止」「アルバイトの禁止」などの規則が盛り込まれている場合もあり、頭髪にパーマをかけたり学校に無断で運転免許を取得したりしたために校則違反を理由に処分（自宅謹慎・停学・退学など）を受ける事例もある。
校則の制定にあたっては、教職員が制定する場合もあれば、児童・生徒、教職員、保護者の三者が協議した上で制定する学校や、校則を制定しない学校もある。
学校を管轄する文部科学省は1991年に各都道府県教育委員会などに通達を出し、児童・生徒の実態、保護者の考え方、地域の実情、時代の進展等を考慮に入れて積極的に校則を見直していくように呼びかけている。
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