修学旅行
しゅうがくりょこう
수학여행(修学旅行)
修学旅行は、小学校、中学校、高校で各1回、学年全体で行う2、3日から1週間程度の宿泊行事のことである。国内では首都(東京)見学、京都・奈良などの史跡見学のほか、広島、長崎、沖縄などで戦争の歴史を学ぶなどがある。高校では、海外(韓国、中国、米国など)に行き、姉妹校と交流して国際理解教育を行ったり、学習している言語が使用されている国に行き、言語や文化の理解を深めたりする学校も増えてきている。1998年度には、737校(公立324校、私立413校)が修学旅行で海外に行き、参加した生徒数は16万人以上に上る。国別では、韓国が247校で最も多く、中国153校、アメリカ118校、オーストラリア102校、シンガポール92校と続いている。 通常3年生のときに行くが(小学校では6年生)、中高校では3年生になると受験勉強が忙しいなどの理由で、2年生の終わりに行く場合もある。訪問先でのマナーなどの生徒の指導や、単なる旅行に終始しないための質の向上が課題ともなっている。
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