2001年2月号 日本語教師研修会に参加して |
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2000年中国中高校日本語教師研修会の様子 2000年の夏、中国中高校日本語教師研修会に参加し、教授法を始め、いろいろなことを学びました。 研修会後、私は学んだ教授法をできるだけ生かして、学校で日本語を教えています。その結果、効果が前よりだいぶ上がって、生徒たちに喜ばれています。特に、これまで教科書で描かれている絵はほとんど使わず、もったいないと残念に思っていましたが、それらの絵を黒板に描いたり、絵が上手な生徒に黒板に描かせたり、コピーしたりして、よく使ようにしました。 そうすると、ヒヤリングにも役立つし、説明もしやすくなり、教室の雰囲気もよくなってきました。また、ビンゴや日本語で人を探すなどのゲームを生徒たちといっしょにやったり、歌を歌ったりして、日本語の授業を楽しんでいます。 以前、大学の友人のほとんどが日本へ行ったりしていると聞いて、日本語の教師をしていく気がなくなったことがあります。しかし、研修会で、新しい教授法を教えてもらったおかげで、日本語の授業時間が短くなったような気がします。また、生徒と日本語で話し合ったりして、寂しくなくなりました。 今学期から、「つまらない日本語」に「さよなら」を言って、「面白い日本語」を楽しく教えたいと思います。 内蒙古赤峰市元宝山区平庄中学
董桂平 |