教学設計
 
第22号 2005/1
概要
身近にある施設などの利用法を分かりやすく説明する。
目標
情意目標
○相手の立場になって考えることができるようになる。
○ふだん自分がしていることを客観的に見ることができるようになる。
言動目標
物事の順序やシステムを分かりやすく説明できるようになる。
学習文法・文型
・~があります
・~することができます
・~ないでください
・~たいです
・~からです
対象学習者
中学生
授業のヒント
用意するもの
カラー資料
・画用紙
・ペン
事前準備
「私たちの喫茶店」の事前準備と同じ。
1. 導入
〈例〉 教師:最初に何をしますか。
生徒:
接待处に行きます。
教師:
接待处は受付です。受付で何をしますか。
生徒:
席を選びます。
2. グループ作業
(1)
4~5人のグループに分ける。
(2)
教師は「身近な施設などの利用の仕方を日本からの留学生に説明してください」と指示を出す。グループで、何について説明するかを決める。
〈例〉
可以对如下设施进行说明:如何利用网吧。如何利用浴池。如何完成从购票到乘上火车的全过程。如何利用出租车。如何利用公共汽车(长途公共汽车、线路公共汽车、小型公共汽车)。如何在邮局往国外邮寄包裹。在百货商店购物时如何付款。IC卡及IP卡有哪些功能以及如何使用。如何利用学生食堂。
(3)
利用の仕方は画用紙に分かりやすくまとめる。箇条書きでもいいし、図を描いて順番を書き込んでもいい。各グループで工夫するよう指示する。
(4)
(2)で決めた施設を使う時に、留学生が何に困るかをグループで話し合わせる。
  • 利用浴池以及往国外邮寄包裹的方法可能会因地区及业主的不同而不尽一致。可以让学生对其经常利用的某一设施的利用方法进行说明。
  • 笔者曾经在大连生活过2年,因为当地的有些事情做法与日本不同而经历了很多烦恼。比如,想要去旅行的时候,首先是不知如何购买车票。日本的车票没有“硬卧、软卧、硬座、软座”的区别。有一次,在邮局寄包裹的时候,一起排队的陌生人提醒我:不要将收件人的地址写在包裹的左上角。还有,笔者次去公共浴池的时候,看到更衣室里有服务员感到很吃惊,因为在更衣的时候被人看到是很难为情的。像这样,一个外地人对当地人的某些做法总会有困惑与不解。让学生发挥想象力,站在日本留学生的角度,客观地看待自己日常的某些做法,指导他们清楚有序地进行说明。
3. 発表
執筆:杉山充(青年海外協力隊員として、2001から2003年まで、大連市第一中学で日本語教師を務めた。現在、早稲田大学大学院在学中)