坂井未知是北海道标茶高中的一年级学生,今年16岁。她是千叶县市川市人,市川到标茶相隔一千多公里,所以,未知在学校寄宿。未知从小就喜欢动物和昆虫,她将来想当一名兽医。大石勘太是东京都新宿山吹高中的三年级学生,今年17岁。他家住在东京都涩谷区。勘太从小就喜欢看推理小说,从上初中开始自己写小说。到了高中,勘太还参加了话剧课外兴趣小组,自己还写了很多剧本。勘太将来想当一名推理小说的作家。让我们看看未知和勘太是如何向着自己的目标奋斗的。
1. 未知の夢
私は、小学生の頃から将来獣医になりたいと思っていました。そのために高校卒業後北海道の大学に進みたいと考えていました。たまたま中学生の時、千葉県市川市と北海道標茶町の「交流プログラム」に参加し、はじめて標茶高校に行きました。その時、「なんて広くてきれいな学校だろう」と思いました。標茶高校には寮があって、北海道以外の地域からでも進学することができます。もともと北海道の大学に行くつもりでしたが、高校から北海道に行くことにしました。
寮生活は時間に厳しく窮屈に感じることもありますが、普段話す機会が少ない上級生とも仲良くなれるのは寮生活のいいところだと思います。土曜日に授業のない週末(第2、4土日)は寮が閉まるので、同級生の家にホームステイしています。その同級生の家は酪農をしているので、私も牛の世話の手伝いをします。
1年生の夏、「高校生自然環境サミット」に参加しました。環境教育を積極的に実践している全国の16の高校から51人の生徒代表が参加し、「地球環境」について話し合いました。今、地球にはいろいろな環境問題があります。今まで私たちは地球を「破壊」して発展してきましたが、これからは壊してきたものを「再生」させる時代だと思います。科学の力がもちろん必要ですが、それ以上に一人ひとりの心がけが大切だと思います。私も日常の小さな実践から心がけたいと思います。そして、将来獣医になって、南米やアフリカで野生動物を保護する仕事をしたいと思っています。
2. 勘太の夢
ぼくは、勉強にも本にもあまり関心がない子供でした。でも、小学校5年生のある日、たまたま図書館から借りたミステリー小説に惹かれてしまいました。それ以来、ミステリー小説をたくさん読むようになりました。そして、中学生の時から自分でも小説を書き始め、小説賞に投稿したこともありました。
高校は定時制の新宿山吹高校に進学しました。この高校は時間割を自分で決めることができるので、母がぼくに向いているのではないかと勧めてくれたのです。ぼくは相変わらず勉強に対する興味はありませんでしたが、勉強はすべきだと、その頃考えるようになっていました。なぜなら、小説を書く時に常識がなくては困るし、知識がないと考え方が偏ってしまうと思ったからです。また、物事を順序立てて考えることができるようにコンピュータのプログラミングを勉強してみたいと思いました。新宿山吹高校はコンピュータ関連の教育も充実しています。それで、ぼくは新宿山吹高校を選びました。高校入学後、ぼくは演劇部に入りました。そして、演劇の脚本も書くようになりました。
ぼくは、将来ミステリー小説家になりたいと思っています。「ミステリー」という形式の中で、何が表現できるのかを考えるのがおもしろいからです。そして、ぼくは、読後、ただ「トリックや解決法がすごかった」というだけでなく、「おもしろいストーリーだった」と感じられるようなミステリー小説を書きたいと思っています。