避難訓練    1/4  | 1 | 2 | 3 | 4 |
  【参考】

地震などの災害に備えて、避難経路や、誘導・避難の方法などを確認・練習します。学習指導要領で望ましい活動のひとつに挙げられており、多くの小中学校で毎年1回以上行われています。特に地震に備えて、落下物から身を守るため、小学生は防災頭巾(頭からすっぽりかぶることができる綿の入ったクッションのようなもの)を机の横にかけたり、座布団にしたりして、用意しています。

 
   
  image  
   
 「避難訓練なんてやりたくないよー」
 「いざというときのために、真面目にやろうよ」
 校舎から校庭に避難して、みんなが並び終えるのを待っています。全校児童が並び終わるまで防災頭巾(火や落下物から頭を守る帽子)を脱ぐことができません。
 この地区の学校では災害に備えて、毎月1回、避難訓練が行われます。訓練は地震と火事の2種類あります。地震のときは、始めに机の下にもぐります。火事のときは、ハンカチを口に当てて、煙を吸わないようにします。校内放送の指示を聞いてから、椅子の背もたれに掛けてある防災頭巾をかぶり、校庭へ避難します。校庭では、人数を数え、全員避難できたか、確認します。全員並び終えるまでの時間を計って、次回はもっと速く確実に避難できるようにします。
<<Back Next>>