聾学校でロックバンドが誕生するという「んじゃめな!」

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 わやわや 2015年2月18日
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◆◆ んじゃめな!
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聾学校に通っていたときに音楽部をつくり、バンドも結成した木村正明さん。それから25年以上が経った今も、手話ロックバンドBRIGHT EYES super-duperのリーダーとして活躍しています。今回は木村正明さんの「んじゃめな!」体験を紹介します。

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◎ 聞こえなくたって音楽は楽しめる!
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中学生のときにテレビで見た長渕剛。

「かっこいい!!」

幼児期に聴力を失った私が「見る音楽」にであった瞬間だ。そんなとき近所のゴミ捨て場にギターを見つけた。チューニングのことさえ知らなかったが、でたらめに弾くだけでうれしかった。

高校では陸上部に入りやり投げで全国大会にも出場し、陸上に夢中だった。しかし、高校3年生のとき大ケガをし、選手生命が絶たれた。
5ヵ月間の入院で就職試験も受けられず、そのうえ母を病気で亡くした。自暴自棄になりかけていたとき、ギターが目に留まった。

ギターを弾いてみようか。

習おうかとも思ったが、先生が何を言っているのかわからないに違いない。でも独学にも限界があった。高等部卒業後、聾学校の専攻科に進学した私はひらめいた。学校に音楽部をつくればいいじゃないか!

さっそく、先生にそのことを伝えた。「ここは聾学校だぞ。まともに音が聞こえないのにどうやって演奏するんだ」とにべもなく却下。
「やってみないとわからないじゃないか。前例がなければつくればいいんだ!」そう自分に言い聞かせ、協力者を募った。聞こえなくても、音楽が好きな人がたくさんいた。

そのうち「顧問の先生が見つかればいいぞ」と先生が折れてきた。新任の成田佳総先生が大学時代にバンドをやっていたという噂を聞き、顧問になってほしいと頼んでみた。

「いいよ」

こうやって、聾学校に課内の音楽クラブができた。その後、課外の音楽部に発展。このときに組んだバンドがBRIGHT EYES。

聴覚障がい者は音楽を楽しむことはできない、と思っている人は多い。でもそんなことはない。私が中学生のときに長渕剛に憧れたように「見る音楽」を楽しむこともできるし、低音は聞こえる。

耳が聞こえないのにギターを弾いている私を「奇跡だ」という人がいる。でもそれは音は耳で聞いて演奏するものだという固定観念があるから。私は耳以外の部分を使ってギターの音を"聞く"。身体に伝わる振動、てのひらや指先で感じる響き。

数年前、バンドメンバーの一部がかわり、4人でBRIGHT EYES super-duperとして新たなスタートを切った。ドラムを担当する成田先生以外はみんな聴覚障がい者だ。みんな音楽が好きで、楽しくて、バンドを続けている。耳が聞こえても聞こえなくても誰もが楽しめるライブをめざして。

くりっくにっぽん「聞こえなくたって音楽は楽しめる!」(記事)
https://www.tjf.or.jp/clicknippon/ja/mywayyourway/05/post-14.php

くりっくにっぽんmeets BRIGHT EYES super-duper(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=jveLeGEk_is

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◆◆ スタッフのつぶやき
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みなさまこんにちは。宮川咲です。毎日寒いですね、みなさんはどんな寒さ対策をされていますか? 私の場合は とにかくたくさん着る! です。

上海の留学時代、隙間風の激しい自宅と、暖房のなかなかきかない教室の寒さに合わせて、着る服の枚数もだんだん増加。手持ちの服をなんとか組み合わせて、上半身だけで8枚なんていうこともありました。ヒートテック®2枚重ねは当たり前。下はタイツを2枚重ねていました。

「上海は南の方だから暖かいんじゃないの?」とよく言われますが、いいえ、東京より寒いんですよ(体感ですが)。

その当時の名残りでしょうか、今でも寒い日はぷんぷくになるほど着ています。家から最寄り駅までは歩いて10分ほどあるのですが、朝は寒いし夜も寒いし、ちょっとの厚着ではかなわないのです。さすがに8枚とまではいきませんが、さて今日は何枚着ているでしょうか? 朝から「寒い寒い」とお天気お姉さんが言っていたので、今年一番重ねちゃいました。7枚です!
お外でも寒くない! イイネ!

みなさんもたくさん着て、寒い季節を元気に乗りきりましょう^^ ただ室内は上着を脱いでもずっと暖かいので、睡魔の到来にご用心です...zzZ

===〔お役立ち情報〕=====

他団体が主催する、参加者募集中のイベントをご紹介します。
詳細は、各団体にお問い合わせください。

●シンポジウム「外国語教育における高大連携を考える」Part 2
キーワードは、「グローバル人材育成」「21世紀型スキル」「多言語入試」
事前申し込みは不要
(主催:慶應義塾大学「外国語教育による高大連携」研究グループ)
http://www.sfc.keio.ac.jp/news/20150210_2.html

●韓日交流エッセイ・フォトコンテスト募集開始!
日本語エッセイ、韓国語エッセイ、フォト部門があります。
(主催:駐日大韓民国大使館 韓国文化院)
http://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=4199

●3/8(日)開催 JACTFL第3回シンポジウム、参加申込み受付中!
午後の分科会では、小中/高校/大学の外国語教育の多様化策を考えます
(主催:JACTFL、上智大学国際言語情報研究所 特別協力:TJFほか)
http://www.jactfl.or.jp/

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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