雪国でつながろう!
大阪大学「めやす」合宿研修A班のプラン。「雪国」という共通点を持った二者が発表を交わす中で、アイデンティティとしての「雪国」という考え方を相対化し、相手との関係において浮き彫りすることが狙い。発表する側と聞く側双方の共通点や相違点に対する考え方を彫り下げ、自他を知るための学習プロジェクトである。
Category
- 言語
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- 日本語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
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- プレゼンテーション
- 交流
- 資料制作
- 資料調査
- アウトプット
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- ゲーム
- スライド
- ポスター
- 台本
- 語彙リスト
- 話題分野
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- 人とのつきあい
- 地域社会と世界
- 学校生活
- 自分と身近な人びと
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単元目標
1.吉林省の特色(雪と生活)を理解し、日本語で発表できる。
2.吉林省へ行ってみたい!と思ってもらえる発表ができる。
3.日本人高校生との相互発表を通して、日中の共通点・相違点を探る。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実践はしていません。構想をまとめたのみです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
班員に中国吉林省出身者がいるため、「吉林省の魅力」を中心に何かプランが練れないものかと考えたのが発想の原点でした。そこに「日本人に発表する」という観点を加えてみた時に、日本人と中国人双方にメリットがあるものにできないか、と話を展開させました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
学習者の反応としては、自分たちの住む土地に対して新たな発見があることに驚くと思います。その感動が言語学習のモチベーションになってほしいと考えています。実際に日本人と発表のやりとりをする中で、それぞれの国、言葉、文化の共通点・相違点に敏感になってほしいと思っています。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
アイデアとしては独創的で面白いものが作れたと振り返っているのですが、このプランを実践するとなった時、発表する相手の学校はどのように探すのか、どれだけスムーズに発表会が進められるのか、など、考慮すべき点は多いと思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
まずは吉林省とその雪国文化について明るくないといけない訳ですが、それ以上に、全体のスケジュールの進行具合や、各班の進捗状況などを的確に把握できる力が必要であると思います。相手校との連絡の取り合いや日程調整など、社会的スキルも要求されると思います。
執筆者
馬氷(言語文化研究科、博士後期課程)/甲田菜津美(言語文化研究科、博士前期課程)/松浦幸祐(言語文化研究科、博士前期課程)/植田志穂(言語文化研究科、博士前期課程) アドバイザー:杉本香(大阪樟蔭女子大学、講師)/藤原京佳(文学研究科、博士後期課程)