【あの人は今】「今もフェイクフードを作ってます!」みゃあこさん再登場!
2015.06.02
2013年に「My Way Your Way」で紹介したみゃあこさん。
https://www.tjf.or.jp/clicknippon/ja/mywayyourway/04/post-7.php
当時中学3年生だった彼女ももう高校生。今、どんなことに興味をもっているのか、話を聞きました。
「3月に個人事業主になったんです」屋号はひやしひよこ。
高校3年生でなぜ? と聞くと、材料を仕入れるのも、銀行に口座を開くのも、個人事業主のほうが信用されるからとのこと。自分がつくったフェイクフードのアクセサリーを売るだけでなく、大量に仕入れた材料を小分けにしてネット販売もしている。将来はもっと大きな事業をやりたいので、今から法律の勉強や確定申告の練習をしているそうだ。
3月には西武池袋本店の特設会場に出品したり、4月に東京で開催されたホビーショーに参加したりと大忙しのみゃあこさん。しかし、高校入学後はあまり制作していなかったという。大学の見学に行ったり、塾に通ったりで忙しかった。栄養関係の勉強をしたいと思ったが、「今すぐにしたい! 大学まで待てない」と思い栄養関係の大学進学はやめた。
「だって、興味は生鮮食品と同じ。鮮度が大事です」とみゃあこさん。
小学生のときから胃腸が弱く学校も休みがちだった。当時よりは回復したものの、まだあまり体調がよくないため、毎日通学するのは難しいだろうとも考えた。
何かを考え始めるとほかのことが手につかなくなる。大学進学をどうするか悩んでいたが、ふとひらめいた。
「エネルギーを使って悩んで決めても、また変わるんだったら悩むだけ無駄。それなら一旦結論を保留にしよう。そしてその時間を有効に活用しよう」と。
それでフェイクフードづくりが再開できたというわけだ。
今後の課題は、採算をどうとるか。そのためには、作業時間を短縮し、効率を上げることが大事だ。つくりたいものにこだわると時間がかかってしまい、その作業量を商品の代金に反映させると非常に高くなってしまう。完成度・売れ行き・客層・値段などの関係を調べつつ、自分が納得できるクオリティと値段を模索中だ。
これからは食品サンプルの技術も身につけて、フェイクフードづくりに生かしたい。また、海外でもワークショップを開いたり、展示販売したりしたいと夢を語った。
西武池袋本店で開催された期間限定のフェイクスイーツショップ(氣仙えりか主催)に出品した。