農業協同組合
のうぎょうきょうどうくみあい
Agricultural cooperatives
農業生産力の増進と農民の経済的社会地位の向上を図り、併せて国民経済の発展を期することを目的に、1947年に設立された。農民や農業を営む法人などを正組合員とし、組合員の事業・生活に必要な資金の貸し付け、販売、購買、共同利用施設の設置、共済、技術指導などの事業を行う。1992年、呼び方をJAに改めた。
農協は、総合農協と専門農協に大別される。総合農協はほぼ町村単位で組織されている。専門農協は、果樹・酪農など一定の作目に専門化している。全国に約1500の農協があり、組合員数は約900万人に上る。農家でなくとも、出資を行えば准組合員となることができる。近年は、准組合員の加入が増え、全体の4割を占めている。
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