第18号 2004/1 どんな順番? |
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概要一日の生活を表す6枚の写真を見て、順番を考え、なぜそう考えたのかを発表する。
所要時間: 5~10分 目標情意目標-
言動目標聴く・話す
学習文法・文型
●~て、…
●~てから、… ●(みんな)で ●(時間)に ●そして、… 対象学習者中学生
授業のヒント用意するもの事前準備-
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1. 黒板に写真を張る教師は、6枚の写真が優の一日の生活の写真であることを話す。そして、6枚の写真を適当に黒板に張って、その上に番号1.~6.を書く。 〈例〉
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2. 写真の順番を考えさせる生徒は優がどんな順番で生活しているかを想像して、ノートに番号を書く。 |
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3. 一日の生活の文章を読む教師は優の一日の生活の文章を読む(文章は、生徒の実情に合わせて難易度を変える)。生徒はそれを聞いて、順番を考える。そのあと答え合わせをする。 〈文章例〉わたしは、朝6時に起きて、朝ご飯を1人で食べます。食べてから、顔を洗います。そして、学校へ行きます。授業は9時から3時半まであります。授業が終わってから、教室をみんなで掃除します。家に毎日6時ごろ帰ります。帰ってから、すぐ晩ご飯を食べます。よく母と妹とわたしの3人で食べます。テレビを見て、勉強して、11時ごろ寝ます。 |
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4. 自分の考えを発表させる3の順番と2で自分が考えた順番とが同じかどうかを比べる。もし違っていたら、どうしてそう思ったのかを考えて発表する(母語でもいい)。 |
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発展
4.で「もし違っていたら、どうしてそう思ったのかを考える」という作業を行うことで、生徒は写真から得る情報や自分の価値観、生活パターンからくる先入観が働いているかどうかを知ることができます。また、ほかの人の意見を知ることもできます。 |