概要
写真の説明文を聞いて、どの写真の説明かをあてる。
所要時間: 10分
目標
情意目標
-
言動目標
聴く・話す
学習文法・文型
中学1~3年で学習した文型・文法すべて
対象学習者
中学生
授業のヒント
用意するもの
事前準備
-
|
1. 黒板に写真を張る
6枚の写真を黒板に適当に張り、活動例1の手順1と同様、写真の上に番号を書く。
〈例〉
|
2. どの写真の説明文かあてさせる
教師は、写真を1枚選び、それを表す文を三つ言う。生徒はそれを聞いて何番の写真について言っているのかをあてる。やり方が分かれば、教師の役を生徒にやらせる。
〈中学1年生向け発話例〉
- 教師
- 「ここは家です。ここにテレビがあります。女の人が3人います」
- 生徒
- 「はい。5番です」
|
発展
クラスをグループに分けて、競争させる。
- 例1 :
- クラスをいくつかのグループに分ける。一つのグループの代表が文を言い、ほかのグループがあてる。早く正しくあてたグループに1点を与える。
- 例2 :
- クラスを二つのグループに分ける。一つのグループの代表が文を言う。もう一方のグループがあてる。1回目で正確にあてたら2点を与える。2回目で正確にあてたら1点を与える。3回目になったら、正確にあてても点は与えない。
- 例3 :
- 5~6人のグループに分けて、グループ内で競わせる。
- この活動は、写真をたくさん使ったほうがおもしろくなります。今までの『ひだまり』に付いてきた写真があれば、それも使うといいでしょう。また、『ひだまり』の写真だけでなく、ほかの写真教材を使ってもいいでしょう。
- ここでは、「番号を言って」あてる方法を紹介しましたが、「合っていると思った写真に手を触れて」あててもいいでしょう。
|
執筆: 中新井綾子(吉林省教育学院、国際交流基金派遣青年日本語教師)
協力: 王英(長春市第五十二中学)、孫継承(長春市第一外国語中学)、姜華(長春市朝鮮族中学)、殷海英(長春市朝鮮族中学)、辻聖子(長春市朝鮮族中学・青年海外協力隊)、加藤悦子(長春市第八中学・青年海外協力隊)、澤田智穂子(長春市第十一中学・青年海外協力隊)
(所属は2003年6月現在)