第19号 2004/4 自分を振り返る(1):素材文を理解する |
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概要幼少期から現在までを振り返った文章を読み、内容を理解する。
目標情意目標
(1)共同作業による達成感を味わい、生徒同士の協力関係をつくる。
(2)主人公の悩みや葛藤、成長の過程を知り、自分を振り返る。 言動目標
(1)読む:予測・検証型の読解力を身に付ける。
(2)話す:読み取った内容を分かりやすく相手に伝えられるようになる。 学習文法・文型受身形 「れる」「られる」
対象学習者高校1~3年生受身形を学習したあとに行うと効果的
授業のヒント用意するもの素材文(別紙)を各グループの人数分
事前準備
・クラスをAグループ、Bグループ、Cグループの三つに分けて座らせる。
・これまでの『ひだまり』についてきた関連の写真も貼っておく。) ・班级人数太多活动不开的时候,也可以分成3人1组。 |
1. 導入知弥の写真を見せて、生徒に問いかけながら、知弥についてのイメージを膨らませる。 <発話例>
让学生对主人公[知弥]的形象产生丰富的联想。为开展后面的活动创造足够的动机,教师先不要把答案告诉学生。 |
2. 読解作業
按照每个小组的人数准备相应份数的阅读材料。问题的答案在其他小组的材料里。其目的是让学生产生疑问以便进行下面的活动。 |
3. 要約と内容理解
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4. 内容理解の確認教師はクラス全体に以下の質問をして、生徒が素材文全体の内容を理解しているか確認する。 ●素材文Aについて
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発展活動(文章の要約)
1. 生徒に素材文A~Cと中文訳を配付する。
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要約例私は3人姉妹の次女だ。姉は小さい頃から何をしても私より上手だった。妹はみんなからかわいがられた。だから、私は姉と妹をライバルだと思っていた。そして、みんなに嫌われないようにいい子のふりをして過ごすようにした。 学校でいい子でいるために私はいい成績をとるようにした。なぜなら先生にほめてもらえるからだ。しかし、6年生の時の先生はほめてくれなかった。それから、学校に行かなくなり、中学校にも3年間行かなかった。 中学が終わる前に「高校を卒業しないととれない資格もある」と言われて定時制高校に入学した。高校では写真部に入り、それから学校に行くのが楽しくなった。そして、えりなという女の子の写真を撮り続け、その作品は写真コンテストで優秀賞を受賞した。 |