地域情報番組制作プロジェクト〜日本の若者に知ってもらおう!!〜
グローバル社会の領域を念頭においた、社会に出ても役立てるスキル(協働作業を進める力や学外とのコミュニケーション能力)を身につけることができる「番組制作」の授業プランである。日本人からの反応が得られる形で制作した番組を配信し、実際の交流につなげ、教科書だけでは学べない生きた日本語に触れさせ、学生の日本語学習の意欲アップにつながるよう、デザインされている。
Category
- 言語
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- 日本語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- インタビュー
- 作品制作
- 資料調査
- 鑑賞
- アウトプット
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- 動画作品
- 台本
- 話題分野
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- 交通と旅行
- 日常生活
- 自分と身近な人びと
- 買い物
- 趣味と遊び
- 食
Download
単元目標
1. 目標言語で情報番組を制作、適切に運用。
2. 日本人の若者がタイに来た時、役に立つ情報を提供。
3. 国を超えて、いつでも見られるYouTubeを利用し、地域の観光業を活性化。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実践はしていません。構想をまとめたのみです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
タイ・チェンマイで日本語教師として赴任する予定(当時)の班員がいたことから、タイ・チェンマイについての情報の少なさに気づき、より多くの、そして興味深い情報を知るため、このテーマを実際の授業に活かそうとこのプランを作成した。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
日本語により自身の文化や歴史などをネットを通して、日本人に発信するため、学習意欲を高め、言語運用能力を実感することができる。また、一方的な配信ではなく、日本人からの反応を知ることができるyoutubeを使用することで、日本人と交流する良い機会となる。また、日本人の若者の日本語(生の日本語)に触れることによって、教科書では学べない部分を補うことができる。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
実用性があり、学習者が主体となって進められるような授業であること、また学習者の達成感が得やすい。ただし、学習者が主体となれる内容ではあるものの、一方で教師がうまくサポート(役割分担、外部との連絡等)、コントロール(スケジュール管理等)できなければ、期待する学習効果が得られない可能性がある。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
伝統的な教師主導型とは違い、プロジェクト型の授業は学習者主導型の授業を目標としているので、教師はファシリテーター的な役割を担うことを念頭に置く。
執筆者
橋本凛(日本語・日本文化専攻 修士課程2年)/吉川夏渚子(日本語・日本文化専攻 修士課程1年)/アブデルラフマーン・エルハディディ(日本語・日本文化専攻 修士課程1年)/田慧昕(日本語・日本文化専攻 修士課程1年)/アドバイザー:田中真衣(大阪大学・滋賀大学非常勤講師)/ 新谷知佳(エルジェス大学非常勤講師)