【ときめき取材記】気になるあの人にインタビュー
「めやす」×「くりっくにっぽん」プロジェクトの実践です。マルチモーダルな表現を駆使して、他者に伝えるというのは、これからのグローバル社会で必要なことばのちからです。それを実際の記事を作成し、公開するというオーセンティックな活動を通じて学べることがこの実践の最大の魅力だと思います。
Category
- 言語
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- 日本語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- インタビュー
- アウトプット
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- 記事
- 話題分野
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- 地域社会と世界
- 自分と身近な人びと
- 食
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単元目標
・あるテーマに基づき、インタビューし、それを記事にまとめることができる。
―記事作成までのプロジェクトを協働で遂行できる。
―日本文化のあるテーマについて調査し、発表できる。
―ある分野で活躍する人と深く対話ができる。
―写真と文書を含めたマルチモーダルな表現によって他者に伝えることができる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実践したものです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
早稲田大学で取り組まれていた「日本事情」クラスのインタビュー実践(担当:細川英雄)とくりっくにっぽんの活動です。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
学生から次のような声があがりました。
・インタビューを通じて、日本社会を知ることができた、自分の将来を考えるきっかけになった。
・グループでの協働により、他者とのコミュニケーションの重要性を学んだ。
・メールの書き方、インタビュー時に使用する敬語など、これから社会に出て求められる言語能力がついた。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
・学生の評価に学習成果が見られたことは、非常に意義がある。TJFのご協力によりオーセンティックな活動になったことが大きいと考えています。
・一方、負担が多いので、履修を敬遠する学生も多いので、より学習のデザインを緻密にし、学習者が学習の意義を理解し、実感できる授業デザインに改善していく必要を感じています。その際に、めやすを利用することは、非常に効果的です。
・同時期に類似の実践を他機関でも行っており、相互にコミュニケーションをとることで、実践をより多角的に検討でき、相互に励まし合うことができたことはとても意義がありました。その際に、情報を共有するとき、めやすは非常によいツールだったと思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
・複数の機関で並行してやっているので、お互いに相談し合いながらやるとよいと思います。また記事は、TJFに集約されるので、学生もそれを参考にしたり、他大学を意識しながら記事に取り組めます。
執筆者
武蔵野美術大学准教授。担当言語は日本語 (所属先、肩書きは掲載当時)