留学先で、自分の大学、そして日本について話そう
2018年9月16日に「Let'sめやす」が主催した「めやす実践報告会」で発表されたもの。実践者からは以下のセールスポイントが挙げられた。「いいプレゼンテーションをすることはもちろん目標ですが、さらにその先に留学という目標が続いていることで、目の前のことに取り組みながら、長いスパンでの目標を持つことができるプランになっています。」
Category
- 言語
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- 英語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- プレゼンテーション
- ライティング
- リーディング
- アウトプット
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- スライド
- 台本
- 話題分野
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- 地域社会と世界
- 学校生活
- 自分と身近な人びと
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単元目標
コース目標:学習レベル3
自分の国、文化、母語について質問されたときに答えられるよう、日本、日本語、日本文化についてのリーディング、ディスカッション、講義を通して留学準備をする。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
2017年度の授業で実践したものです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
英語で日本についての知識を増やす授業をしてほしいという大学側からの要望と、学生さんたちの身近な将来や目的とを結びつけたいと思ったからです。また自信を持って話せるネタを持つことで、少しでも自信を持って、気持ちよく英語で話してほしいと思いました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
初めは英語で話すことや、人前でプレゼンテーションをすることに躊躇しているようでしたが、後期のプレゼンテーションでは自分が用意した授業を、自信を持って、楽しんでできているグループが増えました。自分の大学や国や母語について、新たな視点から見るきっかけになったのではと思います。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
大目標は学生さんとシェアすることができましたが、中目標、小目標などもシェアできていれば毎回の授業内アクティビティーに、もっと積極的に目標達成の意識を持って臨んでもらえたのではないかと思います。
ルーブリックを事前に確認し、プレゼンテーションにおいて何が求められているのか、どのような点を頑張らなければならないのかを示すことで、学生たちが自分が目指すゴールを明確に描けるところが、めやすの良さだと思います。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
特になし
執筆者
実践当時は大阪大学日本語日本文化センター非常勤講師