語彙・表現を学ぶための5+5_ドイツ語(食べ物篇)
「めやす」マスター強化研修のドイツ語・ロシア語グループによる「語彙・表現5+5」のプランです。学習言語の国の料理を紹介することで、国への関心が高まる言うまででもありません。基本的には料理を単独で紹介することがあまりないでしょう。必ず背景にある気候、文化なども話の対象になります。学習者のモティベーションを上げるには料理をテーマにするのは効果的な手段と思われます。
Category
- 言語
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- ドイツ語
- 対象
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- 大学生
- 活動タイプ
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- アンケート調査
- アウトプット
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- メニュー
- 話題分野
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- 食
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単元目標
食べ物の好き・嫌いを聞いたり、伝えたりできるようになることで、クラスメートの好みに合った食事会のメニューが決められたり、ホームステイ先で食事の場面で困らないようになる。また、ドイツ語圏の料理や食べ物が分り、文化理解につながる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
まだ実践していませんが、実践してみようと思ったものです。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
初めは、ホームステイ先で食べ物の好みについて伝える、ということを想定していましたが、最終的なアウトプット活動では、クラスで食事会をする、という場面を想定してプランを作成しました。料理を紹介するトピック、「これが好き」、「これが好きじゃない」という文法を実際に学習しています。今までと違う新たなアプローチで導入できないかと考えました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
語彙を教えるインプットアクティビティーが豊富で、学習者がきっと目を光らせて、楽しみながら新しい語彙、そして文法を覚えていきます。いい反応を期待しています。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
食べ物のテーマについて、導入から最後のアウトプットまで、一連の活動が無理なく展開されていると思います。
しかし、食べたことがない料理について学習者に「これが好き」、「これが好きじゃない」と言わせるのがちょっと無理があったかなと反省しているところです。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
食べたことがない、見たことがない料理を学習者に紹介するとき、教師の主観的な意見や好みが入ることが避けられないでしょう。それはそれで学習者の関心が高まると思われます。
執筆者
池谷尚美(ドイツ語)、田原憲和(ドイツ語)、ボンダレンコ・オクサーナ(ロシア語)