Our School Year Starts (英語表現Iクラス開き)

Our School Year Starts (英語表現Iクラス開き)

伊藤都章(いとう  くにあき)

伊藤都章(いとう くにあき)

「和訳中心」「問題答え合わせ」に終始する英語の授業に変革を起こそうと取り組んだ活動。自分の興味・関心(趣味や部活動、好きな人物・食べ物、家族など)についてクラスメイトに話したり質問を受けたり、周りの大人にインタビューしてポスター発表をしたり、生きた英語表現活動を体験する。

2013年12月5日

Category

言語
  • 英語
対象
  • 中高生
活動タイプ
  • インタビュー
  • プレゼンテーション
  • 交流
  • 資料制作
アウトプット
  • ポスター
  • ワークシート
話題分野
  • 自分と身近な人びと

Tags

  • クラス開き
  • 親和関係

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単元目標

・自分の興味・関心(趣味や部活動、好きな人物・食べ物、家族など)についてクラスメートに話したり、質問を受けたりすることができる。

・クラスメートの自己紹介を聞いて理解し、対話を深めるために質問をすることができる。

・英語表現の授業では、英語を使ってコミュニケーション活動を行うことが中心であることを理解し、高校における英語の学習について前向きな展望を持つことができる。


■この単元案のセールスポイント
・どこの高校でも実際に必ず扱われるであろうクラス開きの単元であり、汎用性が高い。
(誰でも実施できる。)

・学級形成直後の生徒同士の理解を実質的に促し、良好な学習集団の形成に役立つ(はず?)。

・他教科担当の教員を含む教職員を巻き込むことにより、「和訳中心」・「問題答え合わせ」授業しかしてきていない本校英語科の変革が始まることをアピールできる。

インタビュー

このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。

今後実践してみたいもの、あるいは(ギリギリ)実現可能性のあるものとして構想しました。
来年度の実現可能性は、新年度の担当学年等の状況に依存しますが、周囲を説得し実施したいと考えているところです。

どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。

以前、SELHiの一つに勤務していた時期があり、その当時は、このような対象言語を実際に使う活動を日常的に行っていました。

実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。

生徒にとっては入学後、間もない時期の実施であることもあり、excitingな体験になるのではないかと期待しています。

このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。

60点といったところでしょうか。
現在の勤務校の環境を考慮するとまずはこのあたりがスタートです。
課題は、同じ教科・科目を担当する同僚も含めた学校内の意識変革につきます。

同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。

それほど難しくはない活動ながら、学習活動が授業内・クラス内にとどまらずに学校の中に広がること、第二言語として英語が使われていない環境の中で行う工夫(というか苦肉の策)であることの二つが気に入っています。まだトライする前なので、どうなるかはわかりませんが、やってみたいと思っています。

執筆者

伊藤都章(いとう  くにあき)

伊藤都章(いとう くにあき)

「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2013)。参加当時、北海道札幌西高等学校教諭(英語担当)。指導主事経験者であり、英語の指導的見地からも「めやす」を高く評価している。

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