My Home Town/Наш любимый город
話し手・聞き手の双方に興味を感じさせる、身近で自然な話題でプレゼンがしたい、そんな発想から生まれた「自分の町のいいところ」紹介活動である。名物や見所についてアメリカから来たALT には英語で、ロシアの研修員にはロシア語で紹介し、質疑応答も交え、実際の交流につなげて学習意欲を刺激。
Category
- 言語
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- ロシア語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
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- プレゼンテーション
- 交流
- アウトプット
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- ワークシート
- 話題分野
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- 交通と旅行
- 地域社会と世界
- 自分と身近な人びと
- 自然環境
- 行事
- 趣味と遊び
- 食
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単元目標
学習レベル (CE1/CE2:3、はじめてのロシア語:1)
○ 自分の町のいいところをアメリカから来たALT の先生に英語で紹介することができる。それについて質疑応答できる。(CE1/CE2)
○ ロシアの研修員の方に、「自己紹介」及び「自分の町のいい所」をロシア語で紹介することができる。自分の町のよさを紹介し、ロシアではどうかという質問に答えてもらい、相互理解を深める。(はじめてのロシア語)
<この単元案のセールスポイント>
・学習者のモーティヴェーションを容易に引き出すことができる。
・学習することで、人に喜んでもらえるという活動ができる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
Yes.
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
以前から、プレゼンテーションの題材に、話し手、聞き手の双方に興味を感じさせ、また身近で自然な話題ということで、地元の紹介や特産物・名物について取り上げたいと考えていた。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
テーマが身近で、設定に必然性があったので、学習者レベルに関係なく比較的高いモーティヴェーションをもって取り組むことができた。聞き手に伝えたいという熱意も感じられた。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
学習者レベルに応じて、いかにプレゼンテーションに取り組むか等の課題はあるが、テーマ自体は学習者の意欲を引き出すものであった。学習面と交流面の双方の活動を兼ね備えており、話し手、聞き手、双方共楽しく取り組むことができた。
普段の授業形態とは異なり、特別な日であったが、学習者も教師も相互理解を深め、また、自分の学習したことが聞き手をもてなすことが発見でき、有意義な活動であった。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
やってみると、意外に楽しい。よく学び、よく遊ぶことが授業の理想ですね。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2013)。参加当時、富山県立志貴野高校教諭(英語/ロシア語担当)。「外国語学習のめやす―ロシア語教育用―」(2015.3冊子発行)作成プロジェクトメンバー。日露教師合同研修(2015.8)コーディネーター。TJFのメルマガ「わやわや」の「んじゃめな」でも紹介されている。小さい頃から富山港に寄港するロシア船の船員との交流に慣れ親しんできた。ロシア語教員になった今、高校生たちのロシア船訪問プロジェクトに取り組む。http://www.tjf.or.jp/jp/wayawaya/bak/01.html