ここが悪いのですが
中国への研修旅行に備え、病気や怪我、具合が悪くなったときに慌てず、最低限の対応ができるように、中国の医療事情を理解し、必要な表現や語彙を身につけるとともに、それらの情報を冊子にまとめて、今後の役に立たせる活動。医療や文化事情の違いを知ることがコミュニケーションの助けになる。
Category
- 言語
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- 中国語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
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- ロールプレイ
- 資料制作
- アウトプット
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- マニュアル
- 話題分野
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- からだと健康
- 日常生活
- 自分と身近な人びと
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単元目標
中国への研修旅行に備え、病気や怪我、具合が悪くなったときに慌てず、最低限の対応ができるように、中国の医療事情を理解し、必要な表現や語彙を身につけるとともに、それらの情報を冊子にまとめて、今後の役に立たせる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
実現することがあっては困るプランですが、知っていたら心強いと思いました。
プラン通りにはできませんでしたが、中国語を1年以上学習経験のあるクラスで取り入れました。身近な話題なので実践しやすいと思います。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
数年前漢語橋の世界大会で、南アフリカ代表の元気な男子生徒が、階段から落ちて骨折して入院した事。教員の長春研修の時、仮病を使ってまでして中国の病院体験をされた先生のすごい探究心を思い出した事。友人の先生が、瀋陽で入院手術されたお話し。それから、私自身が北京の王府井で転倒し脱臼して、病院にお世話になった時の経験が発想の原点です。
現勤務校では修学旅行はないのですが、過去の勤務校で、修学旅行中、体調を壊す生徒が続出していたことと、研修や修学旅行で中国に行く学校も増えているので必要性を感じました。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
現勤務校では旅行という形では実践できませんが、このプランは、ジェスチャーを使ったりして楽しみながら、仮想体験することができます。実際に、チームに分かれてゲームをして楽しく学習活動をしました。又、薬のレアリアや広告等を利用して文化に触れることもできました。
あってはいけないシチュエーションですが、「痛い」「咳」「熱がある」「体の部位」等、生活に密着した言葉を中国語でも発想できるようになってほしいです。
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
・色々な場面や活動が考えられて、活動を通してアウトプットし易い点と、文化の違い等を紹介できる点で評価できると思います。
・めやすを取り入れることで、漠然とした学習目標が明確になり、「何ができるようになるか」で、生徒の自覚や意欲を引き出せるようになります。課題は、どんどん興味が広がって、レベルが私自身ついていけなくなってしまうことかもしれません。(うれしい悲鳴かも?)
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
中国語や韓国朝鮮語は各学校で一人で頑張っている先生が多いと思います。私自身も「めやす」の研修に参加して、多くの先生方と「つながる」ことができ、勇気づけられました。
忙しい毎日ですが、仲間とつながっているという根っこに支えられています。これからもよろしくお願いします。
執筆者
大阪府立桃谷高校 教諭