マルコスにビデオレターを送ろう!
学校を離れることになったALTにお別れと感謝のビデオレターを作ってプレゼントするという活動。成果物の動画は卒業後もアクセス可能である。生徒たちへのメッセージを撮らせてもらいにALTを訪ねていく講師の情熱と、生徒たちの思い、後任のALTの協力などで実現したプロジェクト。
Category
- 言語
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- スペイン語
- 対象
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- 中高生
- 活動タイプ
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- 交流
- 作品制作
- 鑑賞
- アウトプット
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- 動画作品
- 話題分野
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- 人とのつきあい
- 学校生活
Download
単元目標
学習指標:2〜3
就職が決まってお別れすることになった ALT (Assistant Language Teacher) マルコスに向けて、お祝い、お別れ、感謝の気持などを動画で伝えられる。
インタビュー
このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。
2015年度2・3学期に実践した。
どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。
マンネリ化しない遊びを取り入れた楽しい授業の方法を常に模索していたということと、生徒たちが2年間慣れ親しんだ ALTから、夏休みに突然、離職の連絡メールが届いたこと。
実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。
生徒の感想「ビデオを見て、こんなに喋れるようになったのかと思って嬉しかった」「発表があまり緊張しなくなった」「porqueとpor quéでは発音も意味もこんなに違うのかと知った時には驚いた」「スペイン語で感謝の気持ちを言えるようになった」「仲間と協力できて楽しかった」「iPhoneの使い方がわかるようになった」「努力がすごく大切なことだなと思いました」「覚えた文はスラスラ言えるので、活用できると思う」「言いたいことが言えるようにもっとスペイン語の技術を高めたいと思った。」
このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。
教科書内容の学習時間か少なくなったし、文法事項の提示順序も大きく変更せざるをえなかったが、クラスメートと協力をして、スペイン語で何かをやり遂げるといった経験をすることが、生徒にとっては、楽しい思い出になり、自信を持ち、人間としての成長につながると信じた。スペイン語学習を続けるモチベーションにもなると思う。
同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。
活動の重要性を説明することが大切である。教科書の文法学習の時間が少なくなるので、成績の良い生徒からは「もっとスペイン語を真剣に勉強したいよねぇ」というつぶやきもあった。教科書をやらないと勉強をしていないという意識があったのかもしれない。
執筆者
「外国語学習のめやす」マスター研修(2015)の修了者。参加当時は津田塾大学非常勤講師(スペイン語担当)。